とっくに花期は過ぎたクマガイソウ、
それでもと待ってみたけど見られない。
ここ数年だんだんと少なくなっていたけど
とうとう絶滅してしまったのかな。
ユリが咲いてきました、白、黄色、オレンジと。
またあの暑苦しいオニユリの季節がやって来る。
ハンゲショウ(半化粧)が見られるようになってきた、
上の方の葉っぱの半分が化粧したようにように白くなるので「半化粧」と。
花が咲き終わって夏になると、白い部分は色落ちして普通の緑色っぽくなる。
タイサンボク(泰山木)、真っ白な大きな花。
大きな木の上の方に咲いているので下から見上げるしかない。
ニワナナカマド、今年は花が少ない。
木自体も小さくなってしまったみたい。
それでも満開になると見事だね、
いつもの年はもっと大きな房で咲くんだけど。
トモエソウ(巴草)、夏に開花する5弁花。
「ともえ」とは"卍"のような形をしたうずまき模様のこと。
同じ仲間にビヨウヤナギがあります。
ネムノキの花がやっと咲いてきた、
大きな木なので満開になったらきれいだね。
梅の実が枝についたまま完熟していた、
「唐梅」の実、こんな姿は初めて見た。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 6月 4日 向島百花園
クマガイソウが消えてしまった
クマガイソウ(熊谷草)、数年前撮影。
ラン科の花で日本の野生ランの中では一番大きいらしい。
うす茶色の花の袋状のところを、
熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った「母衣(ほろ)」に見立てた。
前には百花園ではあちこちに咲いていた、
だんだん少なくなってきて数年前にはほんの数輪に。
今年も待っていたけどとうとう見ることができなかった、
日本全体で絶滅が危惧されているけど百花園では絶滅したのかな。