Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

大陸は遥か彼方なり

2021年05月14日 | 諸手続き・申請
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最近、三国志を読んでる。劉備玄徳ゆかりの地・成都に行くんだからちょっと知識入れとこうと思ってのこと
 日本から何千キロも離れた地で、今から千何百年も前に起こった出来事の数々… 遠い遠い 遥か彼方の物語だ。
 私が彼の地に行くことも、 遠く遠く遥か彼方にあるような気がする[emoji:e-444]

 昨日、上海の学校の関係者に連絡し、状況を聞いたところ、とんでもない展開になっていることを知らされた。

 就労ビザを得るための二つ目の書類・招聘状は、現在中国では北京と上海の二か所でしか発行しておらず、成都で取得するのは無理だということが判明したらしい。

 そこで、作戦変更。就労ビザを得るための一つ目の書類である就労許可をもう一度新たに上海で申請し、その後招聘状取得を目指すのだという。 だったら最初からその手で行ってくれよ!と思うのだが、コロナ禍中の非常対応はみんなが初体験なのだから仕方ない。こんな時こそ「人を恨まず大きな心が必要」と自分を抑え冷静を保つ。

 就労許可が出るまであと1か月、その後招聘状を得るためにあと1か月半必要なのだとのこと。 中国では学年の終わりは6月なので、もうどうせ間に合わない。新たな学年の始まりは9月だから、それに間に合えば良いのだそうな。

 はいはい、散々待たされたので今更驚きはしないが、ガッカリはするな―[emoji:e-260] じゃあ渡航は八月半ばですね

 (ホントに今度こそ大丈夫なのかしら?)

 というわけで、向こう3か月は待つしかないということで、ある意味スッキリした。この3か月間に日本でできることをしっかり考えて有意義な時間にしようと、あくまでポジティブに考えるすーさんでありました。

 
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どんでん返し返し

2021年04月18日 | 諸手続き・申請
先日、私の就労ビザ取得が事実上不可能になったとこのブログに綴った。
以下がその根拠となった中国ビザセンターHPの”お知らせ”である[emoji:v-13]
無題

既に《外国人工作許可通知》及び赴任先の省人民政府外事弁公室或いは商務庁等より発行された「招聘状」を取得済みで、渡航先で就労する申請者。

これに該当するものでなければ、ビザ申請できないと書かれている。

 ここまで、苦労して《外国人工作許可通知》を得たSuさんであるが、赴任先となる成都市政府は「招聘状」を発行しないというどんでん返しに遭遇し、渡航は無理と諦めるに至ったのだった[emoji:v-406]

 一昨日、上海の学校の校長さん(日本人)にTELし、今後の身の振り方について相談することにした。渡航できないのでは教師としては働けない。学園の広報活動等を行う日本駐在員として働かせてもらうか、方向転換をするか、考えなければならない

  ところが校長さん、まったく動じていなかった[emoji:e-451]

 「諦める? ぜんぜんそんなこと考えなくて良いですよ。今、市政府以外のところから招聘状を出せるよう、あちこち手を尽くしてるんですよー」

 先のお知らせをよく見てみると、確かに、赴任先の省人民政府外事弁公室或いは商務庁等より発行された「招聘状」と書いてある

 そうか、市政府以外のところからも、招聘状は発行できるんだ! これぞどんでん返し返し。

「でも、それって難しいことなんじゃないですか?」と尋ねると

「ええ、難しいですね。  でも中国だから、何とかなっちゃうんですよ」と校長さん

 確かに聞いたことがある、中国は縁故社会だから、何事にも知ってる人の紹介が影響するのだとか…
きっと、どこと繋がれば、事が進むかを今探索中なのだろう

「いつ取得できるかは、ちょっと今はわからないですけど、一旦動き出すと中国は早いですよー。ま、成都の学校が開校するのは今年の9月からだから、最悪でもそれまでには渡航できますよ、きっと」

校長さん、すっかり考え方が「中華風」になってるよ。

こんな風に関係者みんなが信じて動いてるんだから、私が諦めることはないのだろう(おそらく…)

もう少し 待ってみよう 中国フシギ⁉
コメント (2)
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八方塞がり

2021年04月15日 | 諸手続き・申請
 昨日午前、ついに待ちわびたものが届いた。
中国国家外国専家局発行の就労許可証(外国人工作許可通知)
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ここまで実に2か月半待たされた。

 最初は上海から申請してもらったのだが、1か月半後60歳という私の年齢が障害になり、大都会・上海では取得が難しいことが判明。

 そこで比較的通りやすそうな地方都市の成都からもう一度申請し直すことになり、待つことさらに1か月。

その間何度か重箱のスミをつつくような些細な不備を指摘され、書類の書き直しを命じられ、やり直し、ようやく今日を迎えることができたのだ。

やった、これで就労ビザが取れる!だけど、あれ? 書類はこれだけ? 

就労する地区の役所が発行する招聘状っていう書類が必要なはず…

上海の担当者に電話して確かめると、 そんな書類は不要だという。 でもコロナ対策で入国を厳しく管理するため、昨年の11月から招聘状は必須アイテムになっているはず…

お願いして良く調べてもらったところ、私の認識通りで、間違いなし! じゃ、さっそく招聘状申請してね♡とお願いし電話を切る。
国が許可してるんだから、地区は当然許可するでしょ、3日くらい待てば良いかしら?と甘く見ていたら、大どんでん返しをくらう

1時間後に受けた連絡によると、現在成都では招聘状は発行していないとのこと 代わりに中国製新型コロナワクチンの接種証明が必要なのだという。

今日本国内で中国製のワクチンなんか接種できるわけないじゃん!

一方、上海では、審査は厳しいが招聘状の発行も行っているらしい。

ここまで手続きで散々苦労してきたが、ついに万策尽きた

招聘状がもらえる上海では、就労許可がもらえない

就労許可がもらえる成都では 招聘状がもらえない コロナワクチンの接種も無理

事実上、渡航は諦めろと宣告されたも同じだ

まいった まいった さすがに どうしようもない…
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