すーさんの新しい勤務先・New International School of Japanでは、8月26日に学期が始まり(秋学期)、昨日11月25日に学期が終了した。
なんか、フツーの日本の学校と全く感覚が違うが、確か台湾の語学学校でも8月ー11月が1学期だったような記憶がある。
ちなみに本校の学期はこんな感じ、
秋学期:8月26日~11月25日、冬学期:11月28日~3月17日、春学期:3月27日~6月22日
とりあえず、授業計画立案→授業実施→評価 の1サイクルを経験したことで、また少し学校に対する理解が進んだ気がする。
フツーの学校と異なるところは多々あるが、評価について一番衝撃的なことは、考査が無いこと
生徒に対する評価は、授業の出席、発言・発表、ノート、提出物などを材料として行う。しかも点数評価ではない!
一瞬ビビったが、考えてみれば日本の公立高校でも、総合学習などは評価を文章で示していた。
ということで、すーさんすぐに適応
学期当初に設定した教育目標と照らし合わせて、①目標を十二分に達成したレベル、②目標をほぼ達成したレベル、③目標にまだ届いていないレベルの3レベルを表現できれば良いらしい。例えば基礎化学だとこんな感じ(以下はイメージで、現実に使用したものではありません)。
レベル①周期表と元素について、表の構造や元素の名称などの重要事項を把握しています。また、物質をつくるイオンについて、イオン式と名称に関する知識を非常によく習得し、実例を15例以上明示します。化合物について、動画資料をもとに探究活動を行い、15種類程度の物質の特徴や用途を説明する力を身につけています。
レベル②周期表と元素について、表の構造や元素の名称などの基本事項を把握しています。また物質をつくるイオンについて、イオン式と名称に関する知識を習得し、実例を10件程度明示します。化合物について、動画資料をもとに探究活動を行い、10種類程度の物質の特徴や用途を説明する力を身につけています。
レベル③周期表と元素について、表の構造や元素の名称などの基本事項を把握しています。また物質をつくるイオンについて、イオン式と名称に関する知識を習得し、教師の支援を得て実例を5件程度明示します。化合物について、動画資料をもとに探究活動を行い、級友の助けを得て5種類程度の物質の特徴や用途を説明しています。
評価の文言は適切な語彙を用いないといけないので、予め担当の先生にチェックを受け不適切な部分は添削してもらった。
やってみて大事だなーと思ったことは、1.最初の教育目標の設定をしっかり行い、どのような課題(ディスカッション、レポートなど)を課すかをしっかり計画すること。2.課題をどのように評価するか見通しを持っておくこと。
今回は初回だったので、こうやれば良かったのにーという反省点が多々ある。次回にはうまく改善していくつもり。
60才を過ぎて、未経験のこと始めるのは大変だけど、やっぱり新しいことに挑戦するの楽しーなー