Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

台北25:30

2019年05月29日 | 台湾
数時間前までは素敵にライトアップされていたタイペイメインステーション,
今は灯りが消されひっそりと佇んでいる…

深夜の大都会・台北を一人歩く 初めての体験だbikkuri
 昨日午後,無事に任務(姉妹校との打合せ)を終えてから,台湾を満喫している。

昨夜は例によって台湾の居酒屋・熱炒で友人のGくん&Yさんと飲み語り,今日は陶器の街・鶯歌を観光した。

地下鉄では行けないので,初めて台湾鉄道に乗ってみた


現地では激しい雨に降られ,難儀したhekomi

鶯歌は,台北からそれほど離れていないが,電車は初体験でなかなか楽しかった。今度は台中とか花蓮とかまで電車で旅するのも良いかも…

そして今夜は語学学校のクラスメートだったMさんと再会。彼女の運営する日本語教室を30分ほど手伝ってから,飲みに出かけ,さきほどまでおしゃべりしていた次第niko

今日は生徒さんがたくさんいる日で,チョー忙しそうだった


 駅がしまっちゃう時間まで 飲んでしゃべって 歩いて帰るなんて,大学生のころみたいだなあ… と思いつつ 夜を歩く。台北の街の空気はすっかり肌に馴染んでいる。

 台湾で暮らし,夢を叶えようと頑張ってる友人たちの姿を見て
 自分の願望も 膨らんでくる 

 オレも台湾で暮らしてみたいなあ


駅前の大通り,昼間だったらひっきりなしに車が行き来しているが
今は通り過ぎる車もまばら…


大事なしごと

2019年05月27日 | 台湾
 台北2日目の朝,まずは腹ごしらえniko 宿はカプセルホテルレベルの寝るだけ宿なので当然食事は無いが,現地のものを現地の人と食べたいSunQにはかえって好都合be
 宿の出口を出てすぐ隣にある麺線のスタンドで定番の大腸麺線をオーダー
 「大的或者小的?(大小どちらのサイズ)」「外帶嗎?(持ち帰り)」「要香菜嗎?(パクチーいる)」 矢継ぎ早に中国語で聞かれるが,これくらいの会話は大丈夫 「小的(小さいほうね)」「在這裏吃 (ここで食べるよ)」「香菜要多(パクチーいっぱいちょうだい)」ちゃんと中国語で対応。我ながらよく進歩した。

カツオだしの効いたとろみのあるスープで煮込んだ細い麺にホルモンと
パクチーを併せて食べる。 赤いのは,辛みを加える薬味

 今日の午後は,この進歩した中国語を使って大事な仕事があるbikkuri


有名な故宮博物院で,職場の同僚・旅行社の人・通訳の人と待ち合わせた。彼らは10月に行われる修学旅行の視察団。昨年度から旅行の準備を担当している二人の先生が参加している。今年度からこの学年に加わった新参者のSunQは,本来この視察には参加しないはずだった。

 しかし旅行係の分担で,現地の学校との交流活動のチーフを務めることとなり,交流内容を考えていくうちに,どうしても現地で直接担当の先生と相談する必要性を感じ,今回私費で台湾にやって来たのだ。

 博物院に隣接するレストランで食事を済ませた後,ワゴン車に乗り目的の場所=桃園市内の高校に出かける。途中大規模な防空演習にかかって30分足止めを食ってしまったが,午後2時過ぎ,学校に到着。昨年もお世話になったL先生,学務主任のS先生,交流担当のL先生らが出迎えてくれた。

 応接室に座ると早速,昨年度の交流活動のタイムテーブルを見ながら,内容の検討を開始。昨年度の交流を直に見ていたSunQは率直に意見を伝える。

 交流は体育館での全体会と各教室での交流会と二部に分かれるが,昨年は前半が長くなりすぎてしまい,後半の教室での交流時間が短くなりすぎてしまった。後半の少人数での交流の方をもっと重視すべきではないだろうか?

 全体会では,それぞれ母国語で話した後相手側の言語の通訳をつけていたが,共通言語として英語を用いて進めた方が,日常の学習を活かした交流になるのではないだろうか?

 
 国は違えども,生徒たちに良い経験をさせたいという気持ちは同じ。腹をわって正直な意見を伝えることは大事だ。けれども,直球過ぎて相手の心証を傷つけてはいけない。その辺の塩梅は直接顔を見ながら話さなければ,決してできない。
 ところどころ,表現しきれないところは通訳の方に手伝ってもらったが,持てる中国語力を120%駆使し,できるだけ自分の力で,自分のことばで考えを伝えたつもりだ。

 相手校の先生は,真摯な態度で聞いて下さり,「それではこうしましょう」と次々に改善案を提示してくれる。話し合いを終えてみると,SunQの提案はほぼ100%受け入れてもらったのだった


左から同僚2人,現地校事務の先生,SunQ, L先生,S先生,L先生


 わざわざ年休を取り,私費を投じてまでやって来た甲斐があった。同僚たちからも「いや~Q先生じゃなきゃ,こんな交渉できないですよ」と感謝されたniko

 というわけで,ミッションコンプリート! さあ,夕方からは完全プライベート。頑張って遊ぶぞー


キャセイに乗って!

2019年05月26日 | 散歩・旅行
さあ,とてつもなく忙しい一週間の締めくくりは,町内一斉清掃。幸い(?)天気は晴天。SunQは今年輪番で町内会長なので,出席取りや全体の指揮などを行う。毎年の行事なのでみんな手馴れていて,8時に開始して9時前に無事終了した やった!これで課題全クリだ。

 そして午後,任務から解放されたSunQは,3泊4日の旅に出るのであった。


 午後3時半の成田空港…いつもの旅だったら,LCCに乗るため第3ターミナルに居るのだが,今日は第2ターミナル。そして乗る飛行機もキャセイパシフィック

 さあ,ここで質問です! SunQは果たしてどこの国に行こうとしてるのでしょうか?
5時間後目的地到着! 果たしてその場所は…


はははbe結局着いたところは,いつもと同じ台北でした(真面目に考えてくれた人ゴメンなさい)

 台北駅近くの安宿でチェックインすると,もう夜9時。とりあえず近くの夜市で軽く食べるかあ

 ということで向かった先は,中山駅から徒歩10分くらいの寧夏(ニンシャ)夜市


士林や饒河街ほど観光客の間では有名ではないが,地元では有名らしい

入り口にはこんな素敵なモニュメントが…

この夜市は食べ物がとても美味しいという評判で,飲食の屋台にはたくさんの人が並んでいた。

 SunQも早速名物の臭豆腐を食べてみたが,バカうま!今まで食べたものの中で最高レベルだ


小さいがゲームのコーナーもある

 少しさっぱりしたくなり,冷たいデザートを頼んでみた

かき氷の上にあんこ・だんご・ゼリーがトッピングされていて,こちらでは定番


 うわさにたがわず美味しい体験が出来て,旅のスタートは良好! だが今回の旅は実は半分仕事,明日重要な任務を抱えているのだ。その意味でも気力充実の一日目となった。
さあ,明日頑張るぞーwink








つらい一週間

2019年05月25日 | 学校生活
 実験机から回収した試薬の入ったビーカー
5クラス分の実験がようやく今日終了した。タフな一週間だったhekomi


 先週土曜,初の川下りツーリングに出かけた話は先日アップした(→初川下り)その影響で,今週はずっと腰痛・肩痛・腕痛hororiけれども,今週はやらなければならない仕事が山積み!!

 まずは,例の課題研究テキストの原稿執筆。第一稿の手直し〆切が火曜に迫っている。二週間前に送られてきたのだが,気が進まないため放っておいたのだ。腰痛をこらえながらパソコンの前に4時間座り,日曜午前一気に書き上げた

 次はテスト問題の作成。二種類のテストのうちひとつの構想を練り,日曜終了

 週が始まる。テスト範囲の中に「元素の検出・炎色反応」という項があるので実験を行う計画を立てたのだが,これがまずかったsoppo 一時間の実験を行うためには,ふつう3時間取られる(準備1実施1片づけ1)。授業の空き時間を取られてしまって,問題作成が進まないhi

 さらに,先週から始めた個人面談が忙しさに追い打ちをかける。新しいクラスになって1か月,第一回の定期テストの前に全員と一度は言葉を交わしておきたい。昼休み2人,放課後2人のペースでやれば,2週間で終わると踏んで始めたのだが,先述の実験準備・片づけと相まって休む暇が無い!! 朝のホームルームから放課後の面談が終わる16時まで働きづくめである。

 とどめは今日=土曜日も授業があること。PTA総会と授業公開があるためである。普通の土曜日だったら,休日出勤でゆっくり問題作成ができたはずだが,今日は授業で実験が2コマあったので大忙しだ。

 忙しさの合間をぬって,問題をつくり,1年生の分のテストはなんとか昨日までに印刷が終わっている。2年生の分は,ようやく昨日原案が出来上がり,放課後に検討→訂正→印刷を行いなんとか火曜からのテストに間に合わせることができた。

 あれ,火曜だったら,明日(日曜)・明後日(月曜)にやればよかったんじゃないの?

 実は明日の午前は町内会の一斉清掃,午後からは3泊4日で出かける予定があるので,今日の放課後までがデッドラインだったのだbe

 今回はプランニングに失敗したhi ツーリング,原稿書き,実験,面談,テスト,町内会行事,旅行 を10日間にぶち込んでしまっては,忙しいに決まっている。年齢も年齢なのだから,徐々に無理が効かなくなってるのだから,考えなきゃだめだ と自戒するSunQでありました。




初川下り

2019年05月19日 | カヌー
昨日,栃木の山奥にカヌーツーリングに出かけたbikkuri
初めて川下りは,とてもタフな体験だった…hi

場所は那珂川の中流付近,急流は無く,初心者にも易しいはずだったのだが…

スタート直後,思いがけない難所に遭遇hekomi先輩が言うには,普段は穏やかに大量の水がゆっくり流れている場所なのに,この日は異常に水量が少なく,狭いカーブが2か所でき,急流となっている。しかもカーブにはテトラポッドが設置されている(テトラポッドがあると,すき間に水が流れ込んでいくため,うまく船をコントロールしないとにそこに吸い込まれてしまうのだhi)流れに乗ることすら初めてのSunQ,当然船をうまくコントロールできる理由もなくあええなく1つめのカーブで転覆(この業界では「」と呼ぶ)今度こそは,と次のカーブに挑んだが,そこでもhorori

 沈すると操縦者はカヌーから離脱。流れていくカヌーと操縦者は周りの先輩たちが拾ってくれる,優しい。しかし,私が陸に上がりカヌーの水を抜き,再乗船するまでみんなを待たせることになってしまい申し訳ないnose4 まだスタートして30分もたってないのに…

 気を取り直して先へ進むと,流れが速く白く波立ったいる場所(「瀬」と呼ぶ)に遭遇。瀬は本流を素早く間断なく漕いで渡らないといけなかったらしいのだが,そんなこと教えてもらってなかったのでやっぱり

 次にまた瀬に遭遇した時は,必死で漕いでなんとか乗り切り,流れの外部(エディーと呼ぶ)にたどり着いたのだが,エディから本流に戻ろうとしたところでバランスを崩し4回目の… 後で知ったが,これはストリームインという技術で,川下りの必須技術らしい→これも教えてもらってない。どうやら佐倉のクラブはまず体で覚えろということらしいnose6先輩たち,ホントはぜんぜん優しくないんじゃね???

 3回目の沈までは,まだまだ「頑張るぞ!」と思っていたが,さすがに4回目で心折れるhorori 私が足止めしてしまっているので,まだ全行程の三分の一くらいしか進んでいないが,ここで昼飯休憩

休憩時は流れの穏やかな河原にカヌーを引き上げる


あんだけ水中に投げ出されたのだから,コンビニで買った昼食はもうぐちゃぐちゃになっているのでは?と思ったが,パンの包装の防水機能は意外に優秀でしっかり食べられた。ラッキーniko


さあ,午後の部スタート。身体で学んだおかげか?その後は沈せず進む。コースの半ばを過ぎたところで,このコースで最大最長の瀬に差し掛かるが,なんとかクリアー 今度は水量が少ないことが幸いしたようだ,いつもはもっと激しい流れで難しい場所らしい。

 けれども,水量が無いことは基本的にはマイナスだ。本来水がしっかり流れているはずの場所に水が留まっている。当然我々は自力で漕いで進むことになる。しかも運の悪いことに行く先行く先強い向かい風hiとにかくよく漕いだ!あんなに長い時間漕ぎ続けたのは初めて,ベテランの先輩たちも「こんなに長時間漕ぐツーリングなんでやったことない」と音を上げていた。

 午前10時半にスタートして,午後4時前にようやくゴール つ・か・れ・た…

ゴールは栃木‐茨城県境付近の新那珂川橋,夕暮れは近い


 ベテランの人々がへばっているのだから,初心者のSunQは当然へろへろ

今日は腰痛,肩から腕の筋肉痛,手の握力無し…。 しょっぱいデビューでありました。

今度は川に出る前に,よく勉強して練習して,沈しないための知識と技術を身に着けようと思っている(以外に懲りてない)