Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

甲府にて

2009年06月07日 | 卓球
 関東大会に来ている。当然生徒引率ではない。派遣審判だ。

関東大会では,1・2回戦あたりは地元の高校生が審判を務めるのだが,上位の試合は,各都県から派遣された先生方が審判をすることになっている。

前の記事で書いたとおり,前任校の生徒が代表になるように願をかけてこの仕事を引き受けたのだが,残念ながら生徒は代表をとれず,今回は一人の参加ということになった。

昨日は女子ダブルスの審判に入った。千葉県代表ペア対東京の強豪校ペアとの対戦。

千葉の選手の一人は,3Qの地元中学出身,小学生の頃は地元のスポーツ少年団のクラブで手を取ってラケット握り方やフォア打ちの仕方を教えた子だ。

あのちびっこが関東大会の舞台で上位に進出するまでになったんだなあ,と感無量だった。試合の方は,惜しいところで敗れてしまったが,胸を張って良い堂々たる戦いぶりの試合だった。

2日目の今日は,地元の国立大学に進学した教え子たちがわざわざ会場まで会いに来てくれた。一人は4年生,以前担任したクラスでは行事の際,常に中心となって活躍してくれた子だ。もう一人は1年生,卓球部でレギュラーをとることはできなかったが,審判や応援でいつもチームを支えてくれた良いヤツ。二人は3Qつながりで知り合いになり,バイトの先輩後輩として交流があるという。

4年生クンは就活を終えたところ,高校時代は学究肌だったので,てっきり大学院へ進学するものと思っていたが,食品関係に就職するのだという。研究室の中よりも,人との関わりの中で生活したい語る彼,行事好きの彼らしい選択かもしれない。

1年生クンは順調に大学生活をスタートさせた様子,卓球部ではめでたくレギュラーを取り,バイトや寮の生活もやりがいを感じているようだ。

晴天の富士を望みながら,輝かしい若者たちと語り合う,すばらしい朝になった。

新任校の生活に慣れるにつれて,逆に精神的に疲れ気味の最近だったが,かつての教え子たちからパワーをもらえた。

さあ、来週はインターハイ予選が始まる,頑張るぞ!

コメント
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