Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

オンライン授業

2021年02月23日 | 上海
 昨年より話題に上がるようになったオンライン授業bikkuri

 sunQもいよいよ着手することになった




ことの発端は1カ月ほど前のこと、4月から勤務するはずの上海の学校の校長先生から相談があった。

 生物を教えている先生が来月でやめてしまう。代わりを探したがみつからずに困っているとのこと、「Q先生、1カ月オンラインで授業をやっていただけないでしょうか? 生物基礎は他の先生でやり繰りしますので、理系の生物(上位科目)だけで結構ですので…」

 生物科卒業のsunQだが、ここ10年くらいは生物をやっていないhekomi ZOOMの扱いだってまだ全然不慣れだし、果たしてできるのかhi

 でも、生来の新しい物好きの血が騒ぐ… なんだか面白そう

 というわけで、現在の学校の勤務に差しさわり無い範囲で、ボランティアの形で授業を行うこととなったのだniko

 授業を受ける生徒は30人。一人一人とパソコンでつながるのではなく、教室にどんとスクリーンとマイクを設置し、私のパソコンと接続する

最初の自己紹介は中国語を交えて…


どんな問題も速戦速決の速(すー)先生だよ」とPRした


 流行りのYouTuber風にノリノリで中国語で自己紹介したら結構ウケた。気をよくして授業を始める。

 授業自体は日本語で行う(だって彼らは半年後には日本に留学するのだから、日本語の授業に慣れなければいけないのだ)。
 
 文書共有機能を利用して、パワーポイントのpptを見せながら、説明をしていく。


中国のコたちは、漢字の意味は分かるが、読み方が難しいので、フリガナをいれておく


今日のテーマは遺伝子発現、頑張ってアニメーションに凝った


 現地のアシスタント先生からワークシートを配ってもらい、生徒たちは説明を聞きながら書き込んでいく。



途中で画像が途切れたり、音声が不調になったりする場面もあったが、生徒たちは真面目に取り組んでくれた様子niko なんとか一コマをやり終えた

 とても疲れたが、新鮮な感動がこみあげる。オレの授業が海を越えて中国のコたちにつたわったんだなー 

 まだまだ前途は多難だと思うが、とりあえず今日はこの第一歩を素直に喜ぼう。そしてまた明日から頑張るぞ! 加油、Su老師!(がんばれ、すー先生!)




コメント (3)
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