Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

新人戦地区大会2

2009年09月26日 | 卓球
 地区大会2日目が終わった。男子シングルス優勝,ついにキャプテンが目標を達成してくれた。

優勝の賞状を手に,ハイ,ポーズ!

 男子ダブルスは駄目だった。ライバルC高の1年生ペアの放つ回転量の多いドライブに角度を崩され,ストレートで敗戦…。不甲斐無い負け方にsunQもつい声を荒げてしまった。

まずは己を反省する,いけない,いけない,もう少し冷静に話をしないと,言いたい事が伝わらない。少し時間をおいてから,2人に語りかける

「物事がうまくいってる時に頑張ることは誰でもできる。色んなことがうまくいかない時にいかにして踏ん張るかが大事なんだよ」「苦しいときを耐えしのぐと,必ずチャンスがやって来る,勝負はそういうものだよ」

 シングルスが始まった。キャプテンは冷静に試合を進める,苦手な粒高やアンチラバーの選手を次々に撃破していく。一方のルーキー君,練習試合では勝っているカットマンとの対戦だが,少し力んでしまっている。緩急ある普段のプレーができていない。結局1-3で敗れてしまった,まだ心と作戦のコントロールができていないということか…,と指導の不足を反省する。

 うれしい番狂わせが一つ。シングルは無理だろうと思っていた女子だが,2番手のコがA高の選手(団体ではエースのコが当たって負けていた)に勝ってベスト8に進出,以前の対戦結果は当てにならない,勝負はやってみないと分からないものだ。

 キャプテンの準決勝もそうだった。相手はC高のエースだが,練習試合ではウチの方が勝っている。1・2ゲームを取り,楽勝かと思ったところにつけこまれた。攻めが甘くなり,先手をとられるようになり3・4ゲームを失う,作戦を変えて5ゲーム目は優勢に進めたが,最後にまた弱気になり8-10!,普段は負けたことないのに…もはやこれまでか…

 しかしキャプテン,「苦しいとき」に頑張った。強気の前陣ブロックで相手を下げ,巧みにミスを引き出し,ジュースへ突入。その後も一進一退の攻防は続いたが最後はキャプテンが決めゲームオーバー!

「苦しいときを耐えしのぐと必ずチャンスがやって来る」
準決勝を勝ち抜いた勢いをそのままに臨んだ決勝では,危なげなくストレート勝ち,団体,ダブルスでは叶わなかった地区優勝をついに達成することができた。

 最後はVで締めくくれたこの大会だが,反省点は多い。もっともっと改善して県大会に臨まないとなあ。チーバくんの前で写真をとりながら気持ちを引き締めた。
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新人戦地区大会1

2009年09月25日 | 卓球
県内各地区で新人戦の予選が始まった。sunQの地区もいよいよ今日から。
最近ブログ上では中学の話題が多くなってしまったが,決して高校生を放っておいたわけではない(え?言い訳っぽいスか)ase

夏の時点では正規部員は男子が2,女子が3。大会の時にヘルパーで参加してくれる生徒は確保してあるが,得点は期待できない。特に男子は2人で3点とるしかない。ある程度基礎技術を仕込んだ後,夏の後半からは週1ペースであちこち練習試合に連れ歩いたのだcar

春の大会で実績があるキャプテンは順調な仕上がりだ。他の地区で県大会に出ている選手達とも対等の試合ができるようになった。問題はルーキーくんだが,こちらも大分良くなってきた。特にダブルスではキャプテンとのコンビネーションが出来てきて,いくつかのチームのエースダブルスに勝ってきている。さあ,大会でもその力が発揮できるか?

 まずは団体戦,予選リーグ初戦は相手が3人のためストレート勝ち!次は第一関門のA高だ。春の地区大会ではここに負けて代表を逃している。

 一番キャプテンは相手エースのカットマンに快勝,二番ヘルパーA君は負け,ダブルスが勝負。このチームはカットと攻撃の変則ダブルスで,経験不足のルーキー君にはちょっと厳しいかもと危惧していたnose4

 不安は的中し,1・2ゲームを失う。必死の頑張りで3・4ゲームを取り返したが,最後はキャプテンとルーキー君のコンビネーションが崩れやられてしまったnose3
 ルーキー君ふんばり,後半のシングルスは取ったが,ヘルパーB君はやられて2-3負け,残念だが仕方ない。次の試合・優勝候補のC高戦にかける

 一番キャプテンは○二番×,勝負のダブルス!今度はペンドライブの攻撃ぺアだからルーキー君もやりやすいはず…。 しかし相手の強ドライブにブロックの角度が崩され劣勢だ。練習試合では何度か0-2から挽回して勝っているが,さすがに本番は厳しい,そのままストレート負け,後半のシングルスも押し切られ1-3の惨敗。

 結局予選リーグは3位,予選の2位3位で争う代表決定リーグも1勝するにとどまり全体順位5位に終わった。

 一方素朴なレベルの女子チームは頑張った。初戦のA高戦はガチガチだったが,二戦目のB高戦あたりから少しずつ場の雰囲気に慣れはじめ,三戦目のD高戦ではついに勝利!。決定リーグでもE高に奇跡的な逆転勝ちを収め,全体順位4位に入ることができた。

 大会前の目標は,男子3位以上,女子は5位。予想外の結果になったが,冷静に振り返ると,部員2人と部員3人の違いが大きかったかなあと思う。2人で団体を勝つためには,各自1敗もできない。失敗は許されないということだ。選手にかかるプレッシャーは相当のものだろう。一方,3人の場合は1人が失敗しても,他の2人がカバーしてくれる可能性がある,だからこそ"団体"といえるのだ。順列・組合せの問題として考えても,2人で勝つパターンは1種類だけ,3人だと4種類,4人以上だと20種類の勝ちパターンが考えられる。しみじみと「4人で団体やりたいなー」と感じてしまった

 ともあれ,男女とも団体で県大会に出場できることとなったのだ。素直に喜び,個人戦も頑張らせよう!


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夏の思い出

2009年09月16日 | 卓球
 今日は中学校卓球部保護者の懇親会,近所の居酒屋にいそいそと出かけるbeer
話題の中心は何と言っても,この夏の思い出だ。

 地区大会,県大会,そして関東大会 子供達のがんばる姿を一緒に応援した思い出は最高の宝物かもしれない。

越谷市立総合体育館にて

 大会のたびに応援と夜の反省会を行ってきた親どうしだから,チームワークは抜群(?)
顧問の先生も交えて,会はあっという間に大盛り上がりだ。

残念ながら全国大会には進めなかったが,登録アドバイザーとしてベンチに入ることができた今シーズンは,本当に楽しかった。

高校の関東大会も良いが,セレモニーの充実度や観客席からの応援では中学の大会の方がはるかに優っている。入場曲に合わせ,校名プラカードを掲げて試合に入るあの緊張感・高揚感は今まで味わったことがない感動だった。

 杯を重ねてくると,3年生の保護者の話題は自然と進路問題に移行,直接の関係者であるsunQは情報提供係のような相談係のような役回りを務めることになる。

本当は「みんなオレの学校においでよ!」と言いたいところだけど,子供達の性格や学力,高校卒業後の進路のことなどを総合的に考えると,無責任なことは言えず,なかなかツライhi

我が息子は,まだ2年生なので眼前の問題では無いが,1年後には確実に我が家にももやって来る…。

目をそらすわけではないが,とりあえず今は今のことを考えてやっていこう,一瞬一瞬を大事にしていくことが未来に繋がるのだと思うから。

このメンバーで飲むことも,きっと今日が最後だ。素晴らしい夏の思い出を一緒につくった仲間たち,ありがとう(オレ多分明日は二日酔いだわ)hekomi

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