Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

台湾に行ってきた2

2015年12月26日 | 台湾
3日目の午後,桃園から高雄へ移動。

移動手段は何と新幹線! 車両は日本製,やっぱり信頼感があって,落ち着くなあniko


写真ブレててすんません



1時間半ほどの乗車で高雄に到着,見学に向かったのは蓮池潭。

ここは美しい人造湖と珍しい付帯施設が人気の観光スポット

湖畔のお寺がつくったとう施設は何だかユーモラスで道教ワンダーランドといった感じ

龍の口から入って,虎の口から出るしくみ

周りに目を配ってみると,さすがに高雄は熱帯,明らかに植物相が違うbikkuri




翌朝,ホテルの周囲を散歩してみた。


こちらは朝から活躍している清掃員の方。制服が中国的かつポップなカラーで素敵!

ホテルのすぐ近くに大きな川が流れていて,河岸はおしゃれな散策路になっていた。

マメ科の樹木 サヤでかっ!


カラフルな花々

日本だったら,アオキとかツツジとか植えられている場所に明らかに異なる植物が

これ修学旅行の課題学習に使えるのでは,と考える。さすが理科教師(自画自賛hekomi


さて,この日の午前は地元の教育委員会の方々と懇談会。

マスコミ関係者なども来ていて,緊張したが,現地に来て覚えた台湾語であいさつしたら,バカ受けし,場が和んだ。ラッキーbe

台湾の公用語は,北京語。きっとこれ日本でいったら標準語みたいな感じで,台湾語は関西弁みたいな感じなのかなと思う。

だからきっと,「まいどおおきに,もうかりまっか?」みたいな挨拶をするヘンな外人と思われたんだろう?

午後からは現地の学校を視察


こちらは,市立の中高一貫校とのこと

体育科があって,女子の卓球は国内トップとのこと(練習に混ざってみたかった)

地元企業との産学連携授業が特色ということで,色々説明してもらった

連携企業の社屋の前で記念写真


人から勧められ,軽い気持ちで応募した今回の研修だが,いろんな体験ができ,いろんな人々と交流でき,本当に有意義だった。

コミュニケーションの上で痛感したのは,やっぱり言葉の大切さだ。英語のできる現地の人とはなんとか言葉をかわすことができたが,英語力がまだまだ不十分。そして何よりも中国語が話せないことには,現地の人と気軽に交流することができない。日本に帰ったらこれまで以上に英語の勉強をするとともに,中国語にも取り組んでみようと,台湾の夜景に誓うSunQでありました。

朝歩いた散策路の夜景,ライトアップされ素敵だよね~

コメント (2)
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台湾に行ってきた1

2015年12月25日 | 台湾
20日から昨日(24日)まで,台湾に行ってきた。

隣国ではあるけれど,今まで行く機会(行くお金?)が無かった国

今回の訪台,実は公務bikkuri,県教育委員会が企画した「教職員国際交流事業」なのである。

近年,国際交流の相手国として,あるいは修学旅行の旅行先として,台湾が注目されている。今回は県下11校の教員が選抜され,現地を視察するとともに,台湾の教育関係者と交流を深めようという趣旨である。

当日は雲一つない快晴niko 機内から富士山やら大阪湾やら淡路島やらが綺麗に見え,テンション


飛行機は富士山のほぼ真上を飛んだのだけど,写真撮れず残念。翼の下に見えるのが大坂湾

桃園国際空港に到着。表示に画数の多い漢字が並び,"中国"感高まるー

バスで1時間ほど移動して台北に到着。最初に視察したのは,ガイドさん曰く「台湾の浅草寺」・龍山寺。

正殿には仏像が祀られている。参拝者が唄うように念仏を唱えていたのが,印象的。

後殿には道教や民間信仰の神像が祀られている。宗教の良いとこ取り?

日本のお寺とは,随分異なっているから,生徒が見学したら異国だなあと感じるだろうなーきっと

続いて訪れたのが中正紀念堂。初代中華民国総統・蒋介石の功績を讃えるためにつくられた建物である。

黄昏の空に浮かび上がる白亜の殿堂,でかっ!

中にはこれまた巨大な蒋介石像が・・・


現地到着したのが,午後4時ころだったため,初日の視察はこれだけ。ホテルに到着すると,隣には小さな神社?お堂? 街並だけ見てると日本と変わんないけど さりげないところに異国情緒が存在する。



hinode明けて2日目,午前は故宮博物院を視察。北京の紫禁城から運び出された秘宝を鑑賞した。



これが一番人気の秘宝,翠玉白菜 白と緑を併せ持つ翡翠の原石を白菜型に彫ったもの
上部の葉の部分には繁殖のシンボル・キリギリスが彫り込まれている。技が細かい!


これも精緻な技が際立つ,肉形石。どうみても豚の角煮だが,正体は岩石bikkuri


ガイドさんが朝一で連れてってくれたので,なんとかこれらを見ることができたが,その後どんどん入場客が増え,大混雑にhekomi 修学旅行だったら生徒大変だろうな~。

午後はバスで移動し,九份へ。この街はもともと金鉱で栄えたところなのだが,40年ほど前に閉山したちまちさびれた街へ・・・。しかし「悲情城市」という映画のロケ地になったことで注目され,今や台湾を代表する観光地となっている。

太平洋を望む山の斜面に幻想的な街並みが広がる

アニメ「千と千尋の神隠し」で千尋一家が迷い込んだ異界の食堂街の
モデルとなったという説があるのもうなずけるエキゾチックな街だ。


小さいけど,魅力的な店舗もたくさんあり,生徒たち喜びそうwink


当日は霧でかすんでいて海はよく見えなかった。雲間にポッカリ建物が浮かび上がると,「天空の城ラピュタ」みたいだなーと思うSunQでありましたbe


台北に戻り,夕食。台湾に来たならやっぱり夜市行ってみなきゃwink

宵闇に屋台の灯りが浮かび上がり,お祭りの晩のような感じ。期待感高まるー

一番大規模なものは士林夜市だが,写真はホテル近くで開かれていた雙城街夜市

魚介類,肉類,麺類なんでもあるよー

本場のチャーハンは何度食べても美味かった

ふつうのおでんに混ざって売られていたのは,豚の血をデンプンで
固めたもの。味はレバーに近いがそれほどくせは無かった


3日目の朝,近くの公園まで散歩してみた。


昨日までは曇天だったが,今日は晴天!

太極拳をやってるグループ発見。映画の1シーンみたいだねー

その他にも踊りを踊ってるグループとか体操やってるグループとか
あった。混ぜてもらいたかったなー中国語勉強しとけばよかった


この日の午前は,桃園市の南崁高級中学を訪問

出来てまだ十年くらいの新しい学校 設備が素晴らしい


熱烈歓迎 千葉県教育委員会

学校の概要や,国際交流の現状について説明してもらった

その後,学校の施設や授業の様子を見せてもらった(写真は2年生の英語の授業)

スマホを使ってクイズショーみたいな感じで授業を進める。ハイテクだ

別の英語の先生に聞いてみると,英語の苦手な子たちをひきつけるために色々工夫をしていて,彼は大変生徒に人気があるんだそうだ。

その後懇談会では,今後の日台交流に向けて非常に有意義な意見交換を行うことができた。

かくして前半の日程を終えて,午後は新幹線で高雄に移動した。
(「台湾に行ってきた2」に続く)


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