Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

科学部新人勧誘

2019年04月26日 | 理科
 先週から今週は,新入生の部活加入期間niko

我ら科学部も,それなりに(?)頑張って新入生勧誘を行ったbikkuri

見学者に大きなインパクトを与える実験と言えば,なんといっても爆発!bomb2

まずはヨウ素と濃アンモニア水を混ぜてつくる三ヨウ化窒素という物質の演示実験を行った。


 材料を混ぜてできた黒い泥のような沈殿を紙にぬぐいつけて乾かせば完成!

 この紙を薬さじなどで軽くたたくと,パン!と鋭い音がして爆発が起こる。これくらいの量なら,カンシャク玉程度の爆発力だが,触るだけで反応するものもあれば,何度も強く叩かないと反応しないものもあり,けっこうドキドキする。

続いての見ものは脱過冷却。 0℃以下になっても凍っていない過冷却水に刺激を与えるとたちまち凝固が始まって凍り付く現象は結構知られているが,これはその現象を常温でも観察できるようにしたもの。
 材料は水ではなく酢酸ナトリウムという物質。この物質の融点=凝固点は58℃なのだが,簡単に過冷却状態になることが知られている。

結晶を融解してから放置しておくと,凝固しないまま室温まで温度が下がる。

①液体を満たしたシャーレに種結晶を落とすと凝固が始まり中心が白くなり始める

②数秒後白い氷のような枝が外側に向かって伸び始める

③枝は瞬く間に大きく広がっていき…

④シャーレの中は真っ白な氷の世界へ変わってしまいまった


 「アナ雪の氷の女王みたい!」と生徒たちは感動していた。

素敵な実験の甲斐あってか,今週は男子2名女子1名の新人をGET

 この新人くんたちとともに,ますます活動を盛り上げていこう,と心に誓うSunQでありましたwink

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三回忌

2019年04月20日 | ノンジャンル
二年前,義父が他界した。本当に悲しく切ない出来事だったhorori⇒花散る日
 春らしく爽やかな晴天の今日,八重桜が美しく咲き誇っている


今日は義父の三回忌法要,家族全員集合でお墓参りだ。



 義母をはじめ,家族はみな健康で幸せに過ごしている。おとうさん,見守ってくれてありがとう。

今は元気なSunQだが,いつ健康のバランスが崩れるかは,分からない。私の父は60歳を迎えることなく亡くなった。

 とにかく一年一年,一日一日を大切に過ごさなければいけないと思う。
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中国語検定

2019年04月13日 | 語学
歓送迎会を終え,昨晩家に帰ると中国語検定協会から通知が来ていた。先月末に受けた中国語検定の結果である。

会場は千葉市の敬愛大学,晴天,絶好の試験日和?でした


中検は2回目のチャレンジbikkuri 2年前に4級を受け,実は落ちているhekomi
その後は,資格よりもとにかく喋れるようになることを優先させてきたので,受験してこなかったのだ。
 中国語の先生からは「Qさんは3級は絶対大丈夫,2級に受かるかどうかくらい」と言われていたので,4級はすっ飛ばすことにした。
 そして届いた結果は…


予定通り,合格である

 大丈夫だとは思っていたが,やっぱり結果が来るまでは不安だった。嬉しいなあ,今まで英検は準一級あるので,「英語少し話せます」と言えたが,中国語は「話せる」証明となる資格が無かったもんね~



200点満点中172点獲得! 合格基準は130点だから余裕で合格? でも詳細を見てみると興味深いbikkuri

 実は100点中90点のリスニングテストは一番不安を抱えてたパートで,対策も一番力を注いだところ。その努力が実を結んだと言えるのだろう。

 筆記は5つのパートから成るが,「1」が発音問題で,これも当初苦手としてたところ。けれども結果的には全部できてる!すごいぞSunQ。「2」の語法,「3」の文法&語順の問題も対策はバッチリやっていたので,40点中36点!

 ところが長文読解の「4」和文中訳の「5」が今一horori 昨年度毎週家庭教師の先生に中作文見てもらっていたから,読み書きは大丈夫だろうとタカをくくり,特別対策をしなくても,合格基準の65%をクリアできるだろうと思っていたが,結果はなんと40点中26点hiまさに基準点ギリギリだったのだ。

 やっぱり,SunQの実力はまだまだですbe 弱点と思われたところが高得点で長所と思われたところで苦戦するなんて,卓球の世界ではよくあること。勝負に勝とうと思ったら,研究と努力が大事だということを改めて思い知らされた,2回目の中検でありましたwink
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平成最後の離退任式

2019年04月12日 | 学校生活
巷にあふれる「平成最後」のことばだが,一回くらい自分でも使ってみよう。
 去年は前の学校の離退任式に臨んでいたので,いまの学校では初めての離退任式…



あれから一年たつんだな~ 去年は異動に納得できず

 離退任式には出席したんだけど,歓送迎会には出ないで帰ってきたっけhorori

 (まあ,今でも千葉県教育委員会の人事には全く失望しているけどねbe

 残念ながら,今回も希望とは違う異動をされる方が何人かいらっしゃる。そんな先生方にとって,次の学校が遣り甲斐のある場所であることを祈るのみである。


「今までありがとうございました」拍手で先生方を送り出す


 幸いなことに,SunQは今の学校に遣り甲斐を感じている。




校舎はボロだけど,校地内には美しい桜が咲き誇る土手があり,素敵だ

生徒会,文化祭,卓球部,パソコンによる成績処理,進学指導… いろんな仕事に情熱を注いで来たけど,最後に残ったのは「良い授業をしたい」「化学の面白さを子供たちにつたえたい」という気持ち

 自分が退任するのは,一年後か数年後か? いずれにせよ残された時間は短い。その間に少しでも進歩して,もっともっと良い授業ができるようになりたいと真剣に思っている。

 昨年苦労した「文系の課題研究」については,指導の仕方について考えをまとめ,外に発信する機会を今与えてもらっている。
 ある教科書会社が,探求学習のテキスト的教材を作成しているのだが,なんとその一部を私が執筆することになったのだ

 お話を頂いてから一か月弱で14ページを仕上げるというなかなかの難題だが,今頑張って執筆中… やはり,文章にして人に分かってもらおうと考えることにより,アイディアはより具体化し,改善点が見えてくる。良い教材になると良いなあniko


実験室の黒板にメモを書きなぐり,アイディアを出してい


 担任の仕事は,わずか一年だけのブランクなのに,なんだか随分久しぶりの感覚が強い。もう担任することはないだろうと,気持ちの火を落としてたんだろうね。とりあえず,力みすぎず淡々とやっていくのが良いだろうと思っている。

 というわけで,平成最後の春は,忙しいが上々のスタートを切れている。このまま良い雰囲気で新しい時代・令和に向かっていきたいものだ。
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