Suさんの学球日誌

理科&日本語教師のSuさん(旧名SunQ)が、
国内・国外様々な学校を渡り歩き、
いろいろなチャレンジを試みます。

旧友再会!

2019年11月16日 | ノンジャンル
 快晴の山下公園で海風に吹かれてるnikoチョー気持ち良いheart



今日は昔の友人に会いにここまで来た。なんと36年ぶりhi

彼とは予備校で知り合った。同じ国立理系クラスで生物選択。特別仲が良かった訳ではないが,なんとなく互いに生物科志望と分かり,週に一度の生物の授業の場で,二言三言言葉を交わすようになった。

 元々志望校は違っていたこともあり,大学は別々で,私は東京,彼は金沢。それでもたまに連絡を取り合い,年に一度くらい会って情報交換をしていたが,私が大学院修士課程修了で研究職をあきらめ,教員になってしまってからは,疎遠になり,二十年以上音信普通だったhorori

連絡が再開したのは,数年前。Face Book を使うようになってしばらくしてから,ふと彼のことを思い出して検索してみたらヒット。友達申請して,連絡が取れるようになった。

 けれども彼の仕事は福岡の大学の教員,千葉とは遠く離れ,なかなか会う機会も無く年か経っていた。

 今朝何気なくFBを開いたら,今書いたばかりの彼の書き込みが目に入った。今横浜だが,予定が変わって時間が空いた。さて今日何しようか?もてあましている様子。

 これって,再会のチャンスじゃね? 早速FBのメッセンジャー機能を使って電話してみる。最近できたこの機能はスゴイ!LINEと同じく無料で,しかもLINEと違って端末を選ばず電話を使うことができる。

 36年ぶりの会話… 懐かしい! 車飛ばせば2時間かからないから,と11時半に会おうと約束し,9時半過ぎに横芝発。

 道は空いてて(湾岸は混んでたので,アクアライン経由be),海上に富士山も見えて快適なドライブ。そして時間通りに中華街で彼と再会

 食事しながら,近況を話し合う。と言っても,お互い,就活・結婚・子育てしてた期間のことは,全然知らないので,へえ~と感心するようなことばかり

 それでも,互いの距離感は昔のまま(青雲の志を持っていた若者感覚?)楽しく数時間を過ごし,最後は羽田まで送り届け,近いうちの再会を誓って別れた。


立ち寄った雑貨屋でパワーストーンのブレスレットを買った


この先,これ見ると今日のこと思い出すだろな


 もしFBが無かったら,きっと今日彼と会うことはできなかっただろうな~

 私たちが若者だった時代には無かった利器を使い,若者だった時代の友人に会う…

 文明の発達が,素直に有難いと思う。

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探求学習の教材完成!

2019年11月03日 | ノンジャンル
日本語教育能力検定試験の自己採点を終えて,ホッとした気分で出勤した火曜日,
もうひとつ別の喜びの報が届いていた。

 春先に苦労してまとめた原稿が掲載されている課題研究のワークブックがついに完成したのである。


第一学習社刊 「これからはじめる探求学習」

今年度入学の高校1年生から学習指導要領が改訂され,これまで「総合的な学習の時間」として実施されてきた科目が「総合的な探究の時間」に変更された。
 この教材はその動きに対応して企画編集されたもので,未だ特別な指導プログラムやノウハウを持っていない学校で,普通の高校生に対して指導を行うことが容易にできるように作られている。


これが目次,4部構成になっている


第1章は講義編。探求学習のための情報収集の仕方やまとめ方が,マンガイラスト入りで分かり易く解説されている。

 sunQが執筆した第2章は練習編。第1章で学んだ様々な情報収集方法とまとめ方を実際に練習問題に取り組みながら身に着けていく。昨年度SGHの課題研究を担当して感じた憤りをモチベーションに,頑張って書き上げた。どのような練習過程を積めば,生徒たちが自力で探求学習に取り組む力が養えるか?自問自答しながらいろいろ文献を探し,推敲を重ね,納得いくものができたと思う。

 一番力を入れたのは,ネットで論文検索サイトから論文を調べるノウハウを伝えること。
SNSなど高校生にとって身近なテーマを練習問題に取り上げ,検索から得られるであろう論文を先回りして読み,有益なものをいくつか紹介,さらにそれらを読んで得られる情報のまとめ例まで示した。


有名な検索サイトgoogle scholar の使い方を解説


ネットのみに頼るのではなく,図書館で新書を読むことも有効であること,政府や地方公共団体が発表する統計資料を活用することも大事だと強調した。



 得られた情報を,バタフライチャートやフィッシュボーンなどの新しいシンキングツールを用いてまとめるとこのようになる。



いずれのページにも詳しい手順や考え方を示しているので,学習者はよく読んで,模範例を参考に自分の回答を作っていけば,自然に情報の調べ方・まとめ方が身についてくる…
それを目指して原稿を書いたつもりである。

 第3章は実践編。実際に研究課題を設定するためのヒントがとても充実している。

 最後第4章はポスター発表とプレゼン発表の方法のミニマムが示されている。

 分量も多すぎず,表現も平易,本当に良い教材が出来たと思う。関係者のみなさん!
ぜひ,ぜひ この本を使ってください。よろしくねwink

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