はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

豊後の国を旅しました(その1)

2017-03-03 18:59:59 | 知らない街をぶらり
2月28日~3月1日と一泊二日で、豊後の国を旅してきました。豊後の国とは、わかりやすく言えば、ほぼ大分県ということになります。

旅の出発は大阪空港(伊丹)です。「乗り鉄」の私としては、珍しく飛行機で旅に出ます。そして、乗り込んだ飛行機は「ボンバルディアCRJ-700」という、なかなか小さな飛行機でした。(不安。)


それでも空に浮かんだら、窓に釘付けです。うれしがりや丸出しで、機内からパチリです。淡路島が地図のように見えます。


約1時間で、無事に大分空港に着陸しました。やっぱり飛行機は速いですね。


大分県は「おんせん県」でした。しかし、私には別府温泉と由布院温泉しか浮かんできません。(大分のみなさま申し訳ない。)


今回は、レンタカーで大分県内の名所を巡ります。空港のある国東半島にも有名な磨崖仏があるのですが、以前に訪れたことがあるので、今回は臼杵の石仏を訪ねることにしました。高速道路を走って、約1時間で臼杵に到着しました。
まずは臼杵石仏の見学です。


「臼杵石仏は、凝灰岩の岩壁に刻まれた60余体の磨崖仏群です。平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれていますが、誰がどのような目的で造営したのか、はっきりしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。」(パンフレットより)


岩壁に彫られたというのが分かりますか。「ホキ石仏群」というのですが、ホキとは「岸険」(がけ)という意味の地名だそうです。


今は、こんなりっぱな屋根付きのお堂の中にありますが、昔は野ざらしだったようです。


周辺は公園として整備されていました。臼杵石仏は国宝に指定されています。平日なのか、訪れる人は少なかったです。


臼杵の市内に向かう途中に、道沿いに桜が咲いていました。


河津桜でしょう。九州に来て、やっと見ることができました。


次は、臼杵の街を歩きます。なかなか素敵な街でしたよ。

<つづきます>