はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

豊後の国を旅しました(その2)

2017-03-04 18:15:15 | 知らない街をぶらり
臼杵磨崖仏を見学したあとは、古い歴史の街並みが残っているという臼杵市内に向かいます。

たしかに残っていました。「二王座歴史の道」を歩いたのですが、とてもいい雰囲気の道でした。


石畳と石垣と白壁とが織りなす歴史の道です。すれちがう観光客もなく、と思っていたら地元の車がやって来ました。けっこう狭い道ですが…。


「二王座歴史の道」をもう少し歩いてみましょう。「二王座は、阿蘇山の火山灰が固まって出来た凝灰岩の丘で、あちこちの岩を削り取って道を通しました。」(パンフより)とあるように、切り通しの道です。


こういうカーブに弱い私です。江戸時代にタイムスリップしそうになります。


幟の立っているお家では、お雛さまを公開していました。


武家屋敷や寺院が建ち並んでいます。そうなんです。ここ臼杵は、城下町なんです。


大きな屋敷は重臣のお家でしょうか。


これが臼杵城跡です。このお城を築いたのは、キリシタン大名で有名な大友宗麟だそうです。今は地続きになっていますが、当時は四方を海に囲まれた島だったそうです。


街並みも歴史を感じさせてくれました。(次回たっぷりと紹介します。)


観光交流プラザにも雛かざりがありました。


先ほどのお家のお雛さまもそうですが、紙で作られています。江戸時代、質素倹約に努めた藩の命令で、町人は紙製のお雛さましか飾ることを許されなかったそうです。


なかなかいい雰囲気の街と思いませんか。お腹も空いてきたので名物を探しながら、もう少し臼杵の街を歩くことにします

<つづきます>