はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

明日香をぶらり(石舞台古墳へ)

2018-02-17 18:15:15 | 古代史の舞台を歩く
明日香をぶらりとしています。八釣の里の次に向かったのは、石舞台古墳です。万葉文化館からは歩いて20分ほどです。

途中の道には、古い町並みが残っていました。


虫籠窓のある家です。


旧家を喫茶店にしたようです。


そして石舞台にやってきました。横はよく通るのですが、入園料を払って入ったのは何十年ぶりでしょうか。と言うか、昔は入園料を払った記憶がありません。


こんな立派な石室を造れるのは、よほどの権力者だったのでしょう。埋葬者としては、蘇我馬子が有力視されています。


蘇我氏は明日香を中心に大きな力を持っていたようですが、乙巳の変(大化の改新)によって蘇我氏の宗家が滅ぼされてしまいます。


蘇我氏は悪者のように史書に書かれたため、蘇我氏の評判はあまり良くありませんが、歴史書を書いたのがどの立場の人物かを考えると、全くの悪者だったかどうかはわからないですね。


下の広場では、陽気のせいか梅が咲きはじめていました。


その梅越しに祝戸の集落を眺めました。さらにその向こうには稲淵の棚田があります。


写真では単なる原っぱですが、7世紀の半ばに板蓋宮があったところです。乙巳の変で、中大兄皇子と中臣鎌足らによって蘇我入鹿が暗殺されたのもこの地です。


明日香を歩けば、いたるところで古代のロマンに出会うことができます。歴史好きの私にとっては、たんなる原っぱもただの丘も歴史の舞台に見えてきます。


最近、蘇我氏に関する本をよく目にします。古代史好きの私としても文庫本ですが2冊ほど買って読みました。明日香の地を舞台に繰り広げられた「最強豪族の栄光と没落」にふれることができました。

※訪問日 2月14日