はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

明日香をぶらり(八釣の里へ)

2018-02-16 18:30:00 | 知らない街をぶらり
明日香をぶらりとしました。
明日香村にある八釣の里(やつりのさと)には、ここ何年か蝋梅を見にやって来ます。今年はもう終わったかなと思いながらやって来ましたが、少しだけ残っていました。


八釣の里へは、万葉文化館に車を停めて歩きます。この日は、久しぶりに春のような陽気でした。万葉文化館から少し上ったところからの眺めです。二上山・畝傍山・甘樫岡が望まれます。


梅の蕾が膨らんで、野鳥が遊びにきていました。望遠レンズを持って来なかったのが悔やまれます。


道端の木をパチリです。


八釣に向かう途中に「大原の里」があります。そこの大原神社に「藤原鎌足産湯の井戸」があります。今ちょうど『藤原氏=権力中枢の一族』倉本一宏著(中公新書)を読んでいるところですが、「常に日本史の主役であり続けた」藤原氏の礎を築いた鎌足の生まれた所と聞くと、一層興味が湧きました。


肝心の蠟梅は、はじめの1枚きりです。もう終わりかけということもありますが、蠟梅と集落を組み合す構図がイマイチなのです。こちらの枯れた花の方が絵になっていました。


集落のメインストリートをすすみます。


八釣の里にある大和棟のあるお家です。ここに来る写真愛好家は必ずこのお家を撮るのでしょう。


道ばたの石仏には自然にカメラを向けてしまいます。


八釣は小さな集落です。少し上れば集落越しに二上山も望むことができます。この風景が気に入っています。


ここもいつも写す土塀です。今回はモノクロです。


八釣の里は、観光客も来ることが無く静かな明日香を味わうことができます。このあとは、明日香を代表する観光スポットの「石舞台」を訪ねました。

※訪問日 2月14日