はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

乗り鉄紀行(いすみ鉄道の車窓から)

2018-04-03 18:30:59 | 鉄道の旅
3月28日に房総半島を走るローカル線、いすみ鉄道と小湊鉄道に乗ってきました。
いすみ鉄道の出発駅は大原駅です。JR外房線で大原駅にやって来たのですが、ここで降りたほとんどの人がいすみ鉄道に乗り込むようです。房総横断割引切符(1,700円)を買ったりしているうちに1両編成の列車は既に満員になっていました。とりあえず後ろ側の「かぶりつき席」(もちろん立ち席)を確保して10時56分の発車を待ちました。

乗り込んだのはキハ20系の列車です。


後ろの席なので車止めもバッチリです(笑)


10時56分定刻通りに発車しました。駅員さん(?)が見送ってくれます。左隣はJR外房線のホームです。


ガタンゴトンとゆくっり走ります。結構揺れるので、途中からシャッタースピード優先に切り替えました。


桜並木の中を走ります。今回ラッキーだったのが、期待もしていなかった桜が咲いていたことです。翌日、大阪に帰ってから肺炎と診断され、今年は花見に行けませんでしたが、この時に桜の運を使ったのかも知れません(笑)


途中の駅も素敵な駅ばかりです。時間をかけてゆっくり旅したくなる鉄道です。


菜の花と桜の競演です。本来なら菜の花だけだったのに嬉しいことです。この列車はワンマンカーなのですが、運転手さんは途中で「間も無く右手に菜の花の土手が見えてきます。」等、アナウンスもしながら、駅では料金を徴収したりと、とても大変そうでした。


途中の国吉という駅からは団体さんも乗車してきたので、超満員になってしまいました。この日は平日だったのですが春休みということもあったからでしょうか。でも、春休みはあまり関係ないような人ばかりなんですが。まあ、菜の花の中を走る季節だからでしょう。大原の駅でビールを買って「呑み鉄」なんて考えていたのですが甘かったようです。(少し熱があったので、この日はビールは買わなくて正解でした。)


いすみ鉄道は、本当に長閑な風景の中を旅するにはピッタリの鉄道ですね。


<つづきます>

※訪問日 3月28日