はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

信州桜紀行(中綱湖の桜)

2018-04-22 18:12:12 | カメラ紀行
この写真が撮りたくて信州に行って来ました。


中綱湖は大町市の少し北にあって、木崎湖や青木湖にはさまれた小さな湖です。
ここの桜を何年か前から撮りたかったのですが、今回やっと念願が叶いました。


今年は何処も桜の開花が早かったのですが、中綱湖の桜も例年より早かったようです。
実は見頃はもう少し後だったのですが、見頃が土日と重なりそうだったので、あえてこの日に行きました。
というのも、見頃の頃にはかなりの写真愛好家が押し寄せるようなので、混雑が苦手な私としてはこのタイミングでした。


中綱湖畔には夜中の2時ごろに到着しました。見頃の頃には2時ごろにはすでに駐車場(20台ほど)が満車になり、そこらじゅうに路駐の車が溢れるそうなのですが、この日は私の車のみでした。
それはそれで拍子抜けしましたが、混雑の苦手な私としては、ゆったりとした気分になりました。
それでも4時頃になると、何台かの車が駐車場にやって来ました。路駐の車も何台かあるようで、そこそこの人が来ているようでした。


まだ暗い中をカメラや三脚を担いで湖畔に向かいました。初めての場所なのでポイントは良くわかりませんが、とりあえず、桜とは対岸になるポイントに向かいました。何人かのカメラマンもポイントに向かっていましたが、初めての方が多くて、お互いに「この辺りかな」と言いながら適当なところに三脚を立てました。
そして、明るくなって来ると(5時頃)対岸の桜が綺麗に浮かび上がって来ました。そこからは夢中でシャッターを切りました。途中でレンズを交換したり、絞りや露出を変えたりしながら1時間半ほどの間に200枚ほど写したでしょうか。でも、ほとんど同じような写真ばかりになってしまいました。


到着した頃は綺麗な星空が広がっていたのですが、夜が明けるととも雲が出て来ました。なかなか天気は思い通りにはいかないものです。


おまけに風も出て来たので、完全な水鏡という訳にはいきませんでした。桜は予想していた通り7分から8分咲きと言ったところでした。


ちょっと風がおさまったのを見計らって撮った1枚です。それでも完璧ではありません。


6時半ごろになると、すっかり明るくなったので三脚をたたんで対岸からの撮影を終了しました。これは、橋の上からの景色です。


桜に近い場所へも行ってみました。ここも良いポイントです。


桜が満開ではなかったり、風が出て完璧な水鏡ではなかったりという条件でしたが、憧れの中綱湖で桜の撮影が出来て良かったです。機会があれば、また訪れたい風景です。


この後、青木湖経由で白馬村に向かいました。

※訪問日 4月20日