はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

船の旅を楽しみました(最終回 横浜港へ)

2018-09-14 18:59:59 | 日記
船旅七日目です。本来なら函館港に入港の予定でしたが、台風21号が接近中ということで、終日航海で横浜をめざします。

9月2日の夜明けです。


津軽海峡を通過中です。その昔、青函連絡船で青森から函館に渡りました。まだ「津軽海峡冬景色」は歌われていなかった頃です。


見えているのは尻屋崎のあたりのようです。


左舷に行ってみると、北海道も見えます。


函館のあたりも見えるのでしょうか?


尻屋崎を通過して東北沖を南下します。尻屋崎も二十歳の頃に旅をした思い出があります。


波をかき分け進みます。


40キロほどのスピードのようです。


横浜をめざして急ぎます。


船尾からの眺めもこれが最後です。結局、プールには入ることはなかったです(笑)


毎日のように海を眺めました。この景色も見納めです。



9月3日の朝を迎えました。船は東京湾に入ったようです。横浜の空はどんより曇っていました。


横浜ベイブリッジが近づいてきました。


上の方にあるデッキから眺めました。


無事通過です。


横浜港に帰って来ました。大桟橋では、南極観測船しらせが、南極に向けて出港していきました。


予定より1日早く帰って来ましたが、この日も船に留まることはもちろんOKでした。しかし、翌日の台風のことを考えると、そんな呑気なことは言ってられません。午前中に下船して急いで新横浜駅に向かいました。それが正解でした。9月4日は新幹線も止まっていたので、もし予定通りなら大阪に帰ることができなかったと思います。キャプテンの判断に感謝します。

こうして楽しかった船の旅は終わりました。八日間を船で過ごしたのですが、退屈はしなかったです。船旅のいいところは、普通の旅と違ってホテルの移動が無いのが楽なところです。食事も心配することはありませんでした。どちらかと言うと、食べ過ぎが心配でした(笑)エンターテインメントも充実していました。船の旅にハマる人の話を聞きますが、わかるような気がしました。実際にこの船で一年中旅を続けている人もいるようでした。私も、また機会があれば乗ってみたいと思います。

いつも見ていただき、ありがとうございました。

※撮影日 2018.9.2〜3