二条城に行って来ました。この日はちょうど京都マラソンの日だったので、市内は混み合っていました。
二条城に来たのは何十年ぶりでしょうか。この唐門は日光の陽明門にはとても敵わないと思いますが、なかなか立派な彫刻が施されています。
二条城と軽く言っていますが、正しくは「元離宮二条城」と言うようです。そして、何と言っても「世界遺産」です。
ここから二の丸御殿に入ります。御殿の中は撮影禁止なので画像はありません。狩野派の障壁画が素晴らしかったですと言いたいところですが、これらは全部レプリカです。よくもまあたくさんレプリカ作ったなあと、そちらに感心しました。レプリカなのに撮影禁止です。
御殿から出て来て、やっと1枚写しました。自然が描いた障壁画です。
二条城は徳川家康が築城しました。1603年、関ヶ原の3年後です。
その後、3代将軍家光が大規模な改修を行い、天皇の「行幸」もあったそうです。
そして、1867年に15代将軍慶喜が二の丸御殿の大広間で「大政奉還」を表明したことはあまりにも有名です。こうして見ると二条城は、徳川の歴史を見つめて来たお城なんですね。
普通の石垣のようですが、実はこの石垣は日本画家の東山魁夷が描いた石垣のモデルなんです。
御殿内の撮影ができなかったこともあり、二条城での撮影は全部で17枚でした。
※訪問日 2月18日