花ごよみ

映画、本、写真など・

ある町の高い煙突

2019-07-09 | 映画
監督は松村克弥。
主演は井手麻渡。
渡辺大、小島梨里杏、吉川晃司、仲代達矢らが共演。

時代は明治、
茨城県の日立鉱山で起きた鉱害について、
どう解決されたかを描いた映画。

新田次郎の小説が原作。
映画化を知り、を読みました。
煙害と立ち向かい住民を
守るため奔走する主人公。



この映画の主人公、
関根三郎(井手麻渡)は、
進学や将来の夢も諦め、
日立鉱山が原因の煙害に対し立ち向かう。



映画はかなり内容を省略、
話をすっきりとさせていました。

煙をどういう方法で地上から逃がすのか。
天まで届く高い煙突を作るための作業。
煙突を作るという目標に向かい
加害者側と被害者側が団結し、
両者が力を出し合い、
日本一高い煙突を完成させたシーンは
感動的でした。
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ザ・ファブル

2019-07-08 | 映画
監督は 江口カン。

週刊ヤングマガジン連載、
南勝久の漫画を、実写映画化。

主演は岡田准一。
木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、
向井理、安田顕、佐藤浩市等が共演。



「伝説」の殺し屋、
通称ファブルが一年間休業、
佐藤アキラという名で
相棒のヨウコと兄と妹という設定で
一般人として普通に生活するということを
命じられる。

絶対誰も殺してはいけないという指令を
守ることが出来るのか。

スタントなしの岡田准一のアクション、
あまりに早すぎて
目がついていけないないほどでした。
撃ち合も多すぎです。
柳楽優弥の狂気が印象に残りました。

主題歌はレディー・ガガ。



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空母いぶき

2019-06-21 | 映画
かわぐちかいじのコミックが原作。
監督は若松節朗。
西島秀俊、佐々木蔵之介、
藤竜也、玉木宏、高嶋政宏、市原隼人、
佐藤浩市、本田翼、中井貴一と
豪華な俳優陣。

航空自衛隊出身のいぶきの艦長、秋津竜太(西島秀俊)と
海上自衛隊出身の副長、新波歳也(佐々木蔵之介)は
国籍不明の軍事勢力の攻撃という
差し迫った事態の収束の道を探る。



海上で厳しい決断に向かい合っている、
航空機搭載護衛艦いぶきの乗組員、
中井貴一演じるコンビニ店長が
織りなす庶民の日常。
際立つ対照的なシーンが描かれています。

山内圭哉の「いてまえーっ!!」は
緊張感がほぐれて、
一息つけるシーンでした。

日本が置かれている
専守防衛の立場のうえでの
自衛官が遂行する任務とは‥
ギリギリの決断は厳しいものがあります。
戦闘シーンは迫力ありました。


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コンフィデンスマンJP

2019-06-19 | 映画
コンフィデンスマンのダー子、ボクちゃん、リチャード。
今回のターゲットは氷姫という名のラン・リウ。
彼女が持っている伝説のパープルダイヤを狙うため香港へ。

天才詐欺師ジェシーも登場、
彼も3人と同様ランをターゲットに。

ダー子たちに騙された日本のヤクザ・赤星も現れる。

ランを竹内結子、ジェシーを三浦春馬、
赤星を江口洋介が演じます。

監督は田中亮
脚本は古沢良太。

テレビ版と同じくダー子は 長澤まさみ
ボクちゃんは東出昌大
リチャード は小日向文世と
おなじみのメンバー。



テレビ版のペシャル版という感じ。


絶対ダー子達が勝利するはずなので
安心して見ることができました。
繰り返されるどんでん返しの展開は
楽しめました。

でも納得のいかない部分、
あまりにもうまくいきすぎという展開。
矛盾点も見えてきて、
少しモヤモヤ感が残り、
映画終了後、考えてしまいました。
深く考える性質の映画ではないですが‥‥





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キングダム

2019-04-30 | 映画
中国の春秋戦国時代の秦国が舞台。
信が大将軍の夢を持ち、
立ち向かっていく姿を描いた、
原泰久の人気漫画を実写化。

 主人公の信を山崎賢人、
吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかお、
橋本環奈等が出演。
それぞれが魅力ある人物を演じます。


山の民を束ねる
妖艶な雰囲気の長澤まさみは強くて
かっこよかったです。


秦の「六大将軍」最後の一人である
王騎にふんした大沢たかおは
存在感たっぷり。
摩訶不思議な人物として
印象に残りました。
体重を増やしたそうで、
元に難なく戻せるのかな?
 
吉沢亮は二役を違和感なく演じています。

中国の壮大な風景も、
この映画の世界観に
マッチしています。

原作は知らなくても楽しめました。
アクションシーンもたっぷりで
見ていてドッと疲れました。


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フォルトゥナの瞳

2019-02-22 | 映画
原作は百田尚樹の小説
4年前に読んでいます。

本を読んでいるので内容は、
概ね分かっています。
物語を思い出しながら映画を観ました。

神木隆之介演じる主人公、木山慎一郎は、
死が近い人の身体が透けて見えるという
特殊な能力「フォルトゥナの瞳」を持った人物。

共演は有村架純、慎一郎の恋人、
葵を演じます。

志尊淳、DAIGO、斉藤由貴、
時任三郎、北村有起哉、などが出演。

監督は三木孝浩。

兵庫、大阪、奈良などがロケ地になっています。
電車のシーンは近鉄南大阪線古市駅近くの操車場や
近鉄橿原神宮前のようです。

人の死が分かってしまう能力、
こんな能力は持ちたくないです。
耐えられないです。

原作と同じく納得出来ない所もありましたが、
本とは違い映画は純粋な
ラブストーリーになっています。



神木隆之介と有村架純、
二人が醸し出す、
切ない雰囲気が心に浸みました。
ラストはうるっとなりました。

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七つの会議

2019-02-12 | 映画
池井戸潤の同名小説を映画化。

主演は野村萬斎。

香川照之、及川光博、片岡愛之助、藤森慎吾、朝倉あき、
木下ほうか、土屋太鳳、吉田羊、小泉孝太郎、
春風亭昇太、立川談春、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、
橋爪功、役所広司、北大路欣也などが出演。
土屋太鳳、溝端淳平、役所広司達は顔見せ程度、
出演メンバー豪華過ぎです。

池井戸潤原作のドラマに、
今まで登場したことのある
俳優達がたくさん出演しています。

会社が隠す闇の部分。
正義を貫くことと、
サラリーマンであることの葛藤を
登場人物の濃い演技と
個性的な役者達の競演で楽しめました。





過去に東山紀之主演のNHKの
ドラマ版も見ていましたが
映画では及川光博演じる原島が
主人公だった記憶が…
たしか東山が原島を演じていました。

ドラマ版は内部告発がテーマで
結構重々しい内容の物語でした。


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十二人の死にたい子どもたち

2019-02-06 | 映画
沖方丁の小説を映画化。

監督は堤幸彦。

12人の安楽死を望む子供たちが、
廃病院に集合。

そこで思いがけず13人目の死体に出会う。
死体の謎から始まるミステリー。

12人それぞれの死にたい理由が語られる。

杉咲花、新田真剣佑、
北村匠海、高杉真宙、黒島結菜らが出演。
12人の子供達それぞれがそれなりに
頑張っていました。
ちょっと異質な存在感を放つ
ゴスロリの女の子
印象に残りました。



原作を読んであまり日が経っていないので
ストーリーは分かっていました。

この映画の性質上、
詳しく書くことはできないですが
長い原作をうまくまとめています。
映像化されてより理解しやすくなりました。

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マスカレード・ホテル

2019-01-23 | 映画
東野圭吾の小説「マスカレード」シリーズの
第1作を映画化。

主演は木村拓哉、刑事・新田を演じます。
バディ役には長澤まさみ。
コルテシア東京のフロントクラーク、
山岸尚美を演じます。

小日向文世、渡部篤郎、松たか子、前田敦子などが出演。

監督は鈴木雅之。

3件の殺人事件に
残された数字の羅列。

その数字は次の犯行場所を示し、
ホテル・コルテシア東京が4番目の
犯行場所であることの確証を得る。

警察は新田をホテルのフロントクラークとして
潜入捜査することを命じる。

新田の教育係はコルテシア東京の
フロントクラーク・山岸尚美。

「犯人逮捕が第一」という新田と、
「お客様の安全が第一」とする山岸が対立。
新田と山岸は、
捜査を進める中で
次第に信頼関係が生まれ始める。



原作は7年前読んでいましたが
ぼんやりとしか覚えていないので
新たな気分で見ることができました。

映画を見ながら少しずつ
記憶が甦ってきました。

勝地涼と前田敦子の夫婦共演は
面白かったです。

友情出演という明石家さんまは
どこに出ていたのか不明。

ストーリーは客達のエピソードを
中心に進めて行きます。

出演者は豪華、ホテルの客達は
みんなが怪しく見えるという映画でした。



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アリー/ スター誕生

2018-12-26 | 映画
アリーがウェイトレスから
スターへと駆け上がっていく物語。
今までに何度か映画化された物語です。

今回の監督はブラッドリー・クーパー。

主演はレディー・ガガ。

ガガとアリーは別人。
自分に自信が持てなかった、
アリーという一人の女性の
成長を描いています。

アリーは人気ミュージシャンの
ジャクソンに彼女の才能を見いだされ、
プロの歌手になるという夢を
叶えていきます。



ガガは本作映画初主演で、
アリーを演じます。

クーパーの初監督作品、
クーパーがジャクソンを演じます。
クーパーは俳優と監督、
それに歌唱も披露。

王道のラブストーリーで
物語に新しさはなかったですが
アリーのメッセージが歌詞になった
ガガの歌唱が心に響きます。
さすがの歌唱力。
圧巻のラストは涙、
とにかく音楽が素晴らしい映画でした。

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