花ごよみ

映画、本、写真など・

亡国のイージス

2005-07-31 | 映画

某国工作員のヨンファと 
「いそかぜ」の宮津副部長が結託。

訓練中の海上自衛隊イージス艦を占拠。 
 
搭載された特殊兵器GUSOH。
首都圏に照準を合わせ、日本政府に要求を突きつける。 
タイムリミットは10時間しかない。。。 


原作は福井晴敏。
終戦のローレライ、戦国自衛隊1549、亡国のイージスと
原作3本が映画化。 

目が離せないアクション、展開に 
引き込まれてしまいました。
真田宏之、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一の 
重厚な演技に感動。。。

宮津の起こした国家への復讐という行動は 
多くの犠牲を払い 
余りにも短絡的で理解できない。

若い二人、如月行、ジョンヒの目の演技、 
話題の水中シーンはアッという間に 
終わってしまいました。
二人は心を通わせるに至ったのか?

壮絶バトルは服装の色で区別がつきました。
ホロッととする場面もあり 
2時間10分が 
あっという間に過ぎていきました。 
 
緊迫した映像に緊張のあまり 
肩が凝ってしまいました。 
 
疑問な点もありました。
テロリストの部隊がどうして簡単に 
船に乗り込めたのか?

都民はなにも知らされてず 
避難勧告も出さなくていいんだろうか?
 
でもこれだけの長編を2時間余り 
にまとめるには多少の無理は仕方のない
ことかな。 
 
危機管理、安全保障等
この作品からの重いテーマ、主張は 
余り感じることはできなかったけど 
映画としてみて仙石VSテロリスト、いそかぜ副長の 
イージス艦奪還の 
アクションたっぷりの迫力ある映像は
見ていて感動しました。

予備知識なしに見るより 
少し勉強?して見に行く方が
より深く見ることができると思います。 

某国工作員のヨンファが祖国の状況の変化を 
望む自己犠牲の男というのは、
映画を見終わった後の
中井貴一の新聞インタビュー記事で分かり
ジョンファが戦闘の後遺症で口が聞けないのも
後で知りました。 
一体何を見ていたんだろう??。

コメント (16)
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正暦寺 (奈良市菩提山町) 姥ゆり

2005-07-30 | 古寺(花など)
 
秋、紅葉の美しいお寺です。

今の時期はこんな花が咲いていました。 
何という名前の花かな?? 

 
 

 
 


よりりんさんのおかげで名前が判明☆ 

 姥ゆりという名前だそうです。

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石光寺  (奈良県葛城市染野) 百日紅

2005-07-30 | 古寺(花など)
    ふわふわとした感じの華やかな 
    百日紅の花 

  
 
          

 真夏の暑さにも負けないで 
 3ヶ月も咲くのでしょうか・・
        
 
 
このお寺は
冬の寒牡丹も愛らしいが 
夏の百日紅も迫力があっていいものです。
でも、もう少し日にちが先の方がいいかな。
コメント (1)
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デュランタ

2005-07-27 | 家の植物たち
デュランタが満開です☆
タカラヅカって言う名前も 
あるんだそうです。 
どうしてタカラヅカなんでしょう??
 
  


   さわやかな青紫色の花が風に揺れて 
     真夏の暑い日々の一服の清涼剤
       
        
コメント (2)
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袋小路の男  (絲山 秋子)

2005-07-27 | 本 あ行(作家)

第30回川端康成文学賞受賞

指一本触れないまま、
「あなた」を想い続けた12年間。 

<現代の純愛小説>と絶讃された表題作、
「アーリオ オーリオ」他1篇収録。
注目の新鋭が贈る傑作短篇集。…内容紹介より
 

【袋小路の男】

袋小路に住んでいる男っていう意味の
タイトルだけど袋小路に迷い込んでしまったのは
一組の女と男。。。 

どこへも行き場のない恋愛の物語。 

純愛小説じゃないって感じるけど、
こういう風な不思議な関係も
あり得るんだろうなって思える。
 
二人に存在する距離感。
平行線のように 
いつまでたっても交わらない。
近づきすぎるとダメになってしまう。

二人とも自分勝手な気がして 
共感はできない。 
 
〈あなたを袋小路の奥に
追いつめるようなことは一切しない。
静かな気持ちだ。〉ってあるけど 
追いつめているような・・・ 
 
深く読めていないのだろうけど
こういう屈折した心の持ち主は好感が持てない。 
 
切ない気持ちはなんとなく理解できるけど。。。

 
【小田切孝の言い分 】
 
袋小路の男の続編で
男の現在の状況が分かってしまい
女性の心理の不思議さが 
少し割り引かれてしまう。


【アーリオ オーリオ】
 
文通を介して 
男の姪に対するほんわかとした
愛情が感じられる。 
 
アーリオ オーリオと名付けられた星。 
光の速さの競争など発想が面白い。 
 
ほのぼのとして静かな物語。
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百日草

2005-07-26 | 家の植物たち
 
マザーリーフの中に混じって 
一本だけ咲いていました。 
よく見ると花の中に小さい花があって
とっても可愛い… 
名前を調べたら百日草っていうんだそうで… 
 

 
      こんなところにぽつんと一つだけ。 
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マザーリーフ 

2005-07-25 | マザーリーフ
 
ここは日当たりがいいので
成長が著しく巨大化しています。 

 

 
 
                    
ここにも育てています
子供もあります。 
(画像の下の方)  
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ランタナ

2005-07-24 | 家の植物たち
 
七変化という和名のように 
白、黄、オレンジ、ピンク、と
花の色が変化していく。
花の咲き始めの時間差があるので
一本の木には色々な色の花が 
咲いているように見えるんだと思います。

一色のものもあるみたいです。



ランタナの実です。
こんな宝石があるような…… 
きれいな光沢があります。

コメント (2)
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マザーリーフのつぼみ

2005-07-22 | マザーリーフ
 
左側のは小さいまましぼんでしまい、
右側のはもう枯れています。 
真ん中のだけがんばっています。 
 
 

 
上の画像を拡大したもの 

  

 
もう一つ残っているつぼみ。
でもつぼみの中は空っぽみたい…… 

 
 
はじまりは→5/29のこんな形でした。
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永遠の出口  (森 絵都)

2005-07-22 | 本 ま、や行(作家)
 
あの頃の私、 
(永遠)という響きに
めっぽう弱かった。。。 
 
 
少女から大人にへと変化していく 
一人の女の子を描いている。 
 
思春期の心の動揺と成長を描いた物語。

ガラス細工のような少女の精神の危うさ、もろさ、 
でもしっかりと強く生きたいという願望。 

偶然が足下を狂わすことを経験していく。 

世間、大人との隔離感。
そして和解。 

他の人から見たらくだらないことでも
自分に取っては大切で、
周りが見えなくなる頃。

十代の心の不安定な心の動き。 
 
心の欠陥を繕っている仮面が崩れる恐怖。 

奥の方に閉じこめてしまった事柄も 
引きだされてきて、 
忘れてしまった過去が 
なつかしさを伴い、 
苦い思い出とともによみがえってくる。

読み始めると一気に読んでしまう。  
 
遠くなってしまった過去を 
思い出し共感してしまう。
コメント (2)
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