某国工作員のヨンファと
「いそかぜ」の宮津副部長が結託。
訓練中の海上自衛隊イージス艦を占拠。
搭載された特殊兵器GUSOH。
首都圏に照準を合わせ、日本政府に要求を突きつける。
タイムリミットは10時間しかない。。。
原作は福井晴敏。
終戦のローレライ、戦国自衛隊1549、亡国のイージスと
原作3本が映画化。
目が離せないアクション、展開に
引き込まれてしまいました。
真田宏之、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一の
重厚な演技に感動。。。
宮津の起こした国家への復讐という行動は
多くの犠牲を払い
余りにも短絡的で理解できない。
若い二人、如月行、ジョンヒの目の演技、
話題の水中シーンはアッという間に
終わってしまいました。
二人は心を通わせるに至ったのか?
壮絶バトルは服装の色で区別がつきました。
ホロッととする場面もあり
2時間10分が
あっという間に過ぎていきました。
緊迫した映像に緊張のあまり
肩が凝ってしまいました。
疑問な点もありました。
テロリストの部隊がどうして簡単に
船に乗り込めたのか?
都民はなにも知らされてず
避難勧告も出さなくていいんだろうか?
でもこれだけの長編を2時間余り
にまとめるには多少の無理は仕方のない
ことかな。
危機管理、安全保障等
この作品からの重いテーマ、主張は
余り感じることはできなかったけど
映画としてみて仙石VSテロリスト、いそかぜ副長の
イージス艦奪還の
アクションたっぷりの迫力ある映像は
見ていて感動しました。
予備知識なしに見るより
少し勉強?して見に行く方が
より深く見ることができると思います。
某国工作員のヨンファが祖国の状況の変化を
望む自己犠牲の男というのは、
映画を見終わった後の
中井貴一の新聞インタビュー記事で分かり
ジョンファが戦闘の後遺症で口が聞けないのも
後で知りました。
一体何を見ていたんだろう??。