花ごよみ

映画、本、写真など・

ユナイテッド93 

2006-07-31 | 映画
 

9.11同時多発テロで乗っ取られた、 
旅客機の物語。 


監督は、『ボーン・スプレマシー』の 
ポール・グリーングラス。 
 

テロリストにハイジャックされた
ユナイテッド93便。 

ただ一機だけ、
ハイジャック犯の、
目的とされる地点に
到達することなしに至ったユナイテッド93。
 
そこに映し出された、推測される衝撃的な事実。 
そして臨場感たっぷりのの映像。 

未だに傷が癒えない現実もあるのに…。


出演者にはスター俳優は見あたらない。

映画を観ている者までが、
一体どうなっているのか 
訳が分からなくなるほどの 
複雑すぎる管理体制。 

前半はまるでドキュメンタリーの様に 
淡々と進行していきます。

そして最期に至る機内での様子。

この映画は、ハイジャック犯たちの祈りや 
決行するときの心の動揺なども描かれていました。 

絶望的な状況下でも勇気ある行動を起こした乗客たちの、 
強い精神力。

愛する人に告げる電話の別れの言葉に涙、涙…。

色々な疑問点も取りざたされていますが、 
真実に近いであろうあの日の衝撃的な映像に
残酷さと悲しさを禁じ得ません。

これが実話に触発されただけの
架空の物語であって、
いつものよくあるパニック映画のパターンのように、
この映画のラストだけを、
変更することが出来るならば 
どれほどいいだろうかと…。
ふと、そんなことを思ってしまいました。 

簡単に、感動した、面白かった等とは決して言えない、
見続けるのがつらくなる程の
重い内容の映画でした。
 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天王寺公園

2006-07-30 | 写真(花、旅行など)
 
(大阪市天王寺区) 

美術館の手前の天王寺公園。
動物をイメージした花の造形物がありました。
何の動物かは分からないですが…。
 
この公園の西には天王寺動物園があります。 

  
これはライオンかな?  
暑そう!!


  
手前は噴水です。
止まっていますが…。 
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラド美術館展 

2006-07-29 | 美術
(大阪市立美術館)

52作家、81点一挙公開!
 
スペイン絵画、イタリア、フランドル絵画コレクションで 
知られるプラド美術館。
 
ゴヤ、グレコ、ベラスケス、ティツィアーノ、ルーベンスなど
学生時代、美術史で学んだなつかしき巨匠たち!!  

西洋美術史の中でこの時代の絵画は、 
マニエリズム、バロック、ロココ
という言葉で呼ばれていて宗教画が多く、 
全体的に見ると荘厳というか、 
重く、暗い独特の雰囲気がありますが、
個々の作品について見ると、
愛らしいもの、ユーモラスなもの、
躍動感あふれるもの、写実的なものなど多彩で、
絵の横の説明文に記されている作家個人の歴史、 
生き様などを知るこによって、
個性豊かな作品群として興味深く、
絵を楽しむことが出来ました。



エル・グレコの[十字架を抱くキリスト]は
宗教的な深さを感じさせる絵。


ティツィアーノ、[アモールと音楽にくつろぐヴィーナス
(ヴィーナスとオルガン奏者)]は甘美な感じの作品。 
 


メレンデス[ボデゴン風景の中の西瓜と林檎] 
技巧的でモチーフを再現しているような徹底的な写実。 




人物の内面を映しとったという
ベラスケスが描く肖像画。 
バロックといえば躍動感のある自由な構図、
その代表的なルーベンスの作品。
近代画の序章といわれるゴヤの作品、
など多くの注目作品がありました。

  
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マングローブ 

2006-07-28 | 家の植物たち
 
植えてから9ヶ月経ったのに、
成長の変化が 
余り見られなかったマングローブ。
それから1ヶ月を経た今、
なんと、葉の数が増えてきました。
生きてる―☆☆☆

 
 
あまりの変化のなさに、
これはもしかしたらプラスチックで
作られているんじゃないかと、
疑っていたのに。 
よかった…。


先月の記事は→コチラです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M:i:III (2006) 

2006-07-27 | 映画
 
IMFのエージェント、イーサン・ハント。
現在は引退、教官となり
スパイ育成に関わる仕事をしていた。 

そしてジュリアとの結婚。 

ある日、イーサンのもとに
IMFから新たなミッションが…。
教え子のエージェント、リンジーが
悪の組織にとらえられる。
救出へ向かうイーサン。
彼の前に、国際的闇ブローカー、
オーウェン・デイヴィアンが立ちはだかる。


 
冒頭のシーンから、イーサン、ジュリア、 
二人の命のカウントダウン。
そして「スパイ大作戦」テーマミュージックが流れ出す。 
この音楽を聴くとワクワクします。 
期待感を抱かせます。 
  
そこからストーリーが開始。 
始まり方がいいです。

(イーサン・ハント)トム・クルーズ
走る、走る!! 
イーサンすごいです。
体力あります。 
 
派手派手なアクション!!
人間を超えています。 
ビルを飛ぶシーンは
まるでスパイダーマン。 

愛する人、仲間との結びつきの描写も 
ホットでいいです。 

話の展開の早さについていけなくて 
納得出来ない所もありましたが、
それを差し置いても派手なアクション、迫力に
引き込まれました。 

頭の中に爆弾を 
電気ショックのショートによって 
生き返るというインポッシブルな生還方法。

絶対、死なないと分かっているのに、
ドキドキ、ハラハラで観ているのがこわくって…。
右手で左手の腕を強くつかんでいました。
肩も凝ってしまいました。 
 
トムはもう40歳代。
いくつになってもスターそのものです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天神祭の花火

2006-07-25 | 写真(花、旅行など)
天神祭の花火をベランダから撮りました。 

ちょっと手ぶれしています。
かなり手ぶれかも…。 

  
  
 

  
 
  
 
  



  
 
 

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アボガド

2006-07-23 | 家の植物たち

 
種から育てて4年半目のアボガドの木です。
1.2m位あります。 

   


去年から今年にかけての冬の寒さで、 
大部分の葉は茶色く変色し、
無事だった葉も虫や鳥?に食べられて、
ギザギザになってしまったので、
思い切って葉を一旦取り除きました。 

心配していたのですが6月頃からきれいな緑色の
柔らかい新葉が育ってきたので一安心です。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダ・ヴィンチ・コード 

2006-07-20 | 映画

もうすでに上映されてから、
かなりの日数を経ていますので、
ネタバレを気にせずに書きます。 



映画を見る直前に、 
本を読み終えて見に行きました。

映像で見るとより理解は深まります。 
 
夜のルーブル美術館、
テンプル教会、横たわる騎士の彫像、 
ロスリン礼拝堂等 
実際に見ることが出来、嬉しい気持ちです。 
 
逆さピラミッドも映像で見ることが出来、
ワクワクしました。  
観光要素もたっぷりです。 

この映画は本を読んで、
予備知識を得てからでないと、 
状況が把握しづらく 
なかなか理解出来ないかもしれないです。 
読んでいてさへも謎が残る点がありました。

映画を見て気になったところは、
 
原作にはあった盗聴の部屋は省かれていたので 
刑事がなぜ犯人にたどり着いたのか
映画を見ただけでは分からない。 
 
暗号のトリックが余りにもすらすら解けるのが、
映画を見ているだけでは納得いかない。
 
事故の後祖父が入れ替わったことに 
ソフィーは気づかないなんて…。
これは本でもよく分かりませんでした。
読み落としているのかも…。 

兄の出現に際し映画では兄とは言っていなかった。
 
ソニエールの死に方も、 
メッセジーを残すのが目的なら、 
レオナルド・ダ・ヴィンチの 
「ウィトルウィウス的人体図」を模したとはいえ、
真っ裸で大の字になって死ぬのは
異様過ぎる気がする。 
 
映画だけなら意味不明のまま、 
終わってしまうかも知れません。


場面の展開が早いので退屈せず、
また、本を読んであまり時間が
経過していないせいか、
気持ちの高揚、期待感もあり、 
フィクション、サスペンス映画として見ると、
結構、面白かったです。 
 
歴史的名所、西洋史の秘められた謎等も 
興味深いものがあり、
小説で分からなかった所も、
映画を見てから理解出来た所もあって、 
見に行ってよかった…。


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メロン、スイカの実

2006-07-19 | 家の植物たち
あきらめていたメロンに 
やっと実が成りました。 


  
スイカが2つぶら下がっています。


 
この時計草は花が咲かずに
いきなり実が…。
そして周りは毛に覆われています。 
これは食用ではないのかな?
拡大すると↓

 

 
ホテイアオイ、睡蓮。
楽しみにしているのに花が咲きません

中にはメダカとタニシがいます。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元興寺の桔梗 

2006-07-17 | 古寺(花など)
(奈良市中院町)

境内には発掘調査などで 
出土した石仏、石塔が多数並んでいます。
その周りには供花のように 
桔梗の花の青紫が取り囲んでいて、
その優しい光景に心が和みホッとします。 

周辺は古い町並みが残っている奈良町。







 

 

   
愛らしい紙風船の様なつぼみ!!


本堂前の蓮☆

 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする