花ごよみ

映画、本、写真など・

日本沈没

2006-05-30 | 映画

小松左京原作の同名小説を映画化した1973年作品。
『日本沈没』を、『ローレライ』
で監督デビューした樋口真嗣がリメイク。 

主演は草なぎ剛と柴咲コウ。 
 
5月29日、日本縦断全国5大都市同時開催 
完成披露プレミア試写会がありました。  
行ってきたのは大阪城のすぐ近くにあるNHK大阪ホール。


 

入場時に「日本沈没」の見出しのついた 
毎日新聞号外をもらいました。
 
↑ 
これを電車の中で読むのは、
ちょっとためらわれますね。
 
映画の上映前に、東京の日本武道館からの 
セレモニーのライブの映像が、
スクリーンに映りました。
 
こういうオマケがあるとは知りませんでした。 

まず最初、久保田利伸と、 
ソンミン?(名前からすると韓国人歌手でしょうか?)が、
テーマソングを熱唱 。

伸びと迫力のある、素晴らしい歌声で、
これを聞けただけでも、行った価値がありました。
得した気分です。 

次に出演者の舞台挨拶。 
草剛、柴咲コウ、豊川悦司、及川光博、 
大地真央、 國村隼、福田麻由子。 
そして樋口真嗣監督。

DVDは出ますが 、
是非、映画館で観てくださいと…。 
この映画はやっぱり DVDじゃなく
大スクリーンで見るべきだと思います。 



日本列島が徐々に沈みゆく様を、
上からとらえた映像は
はじめのうちは何を映しているのか、 
分かりにくかったです。 
 
次から次へと起こる地震、津波、 
火山爆発など… 
CGシーンはリアルですごい迫力!! 
こわい!! 
 
日本列島が崩壊していく様子は 
恐怖感たっぷり。

効果音も会場が 
上下に揺れているかのような 
ズシッ、ズシッという感じがして
これもこわい!! 

少し前のセリフを聞き逃していたのか、 
ラストの草剛の
作業の内容がよく理解できず、
映画のクライマックスに、
自分が入って行けなかったのが、
勿体なくって残念でした。 

愛する者を守りたい・・・
自分を捨ててまでも…。 
この思いが、行動の基準。 
感動の涙を誘います。

 
7月15日(土)東宝系公開
 


 
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夢駆ける馬ドリーマー

2006-05-28 | 映画

走れソーニャドール!ブリーダーズ・カップ優勝へ、 
奇跡に向かって突っ走れ!



『陽だまりのグラウンド』など、
優しさと温かさを感じさせる
脚本家ジョン・ゲイティンズの初監督作品。 

実話に触発された物語ということです。 
 
主人公は『I am Sam アイ・アム・サム』 
『マイ・ボディーガード』
『宇宙戦争』などで知られるダコタ・ファニング。 
 
父親役は『バックドラフト』 
『ポセイドン』のカート・ラッセル。
 

何かを訴えるような馬の眼差し。 
ソーニャドールに好物を与える時の 
ダコタの表情。
 
ダコタの可愛さがいっぱい。 
愛しさも…。

馬とダコタとの2ショットは、
まるで絵のように美しい。 
 
ダコタを乗せての馬の疾走のシーンでは
はらはらしました。 

家族の強い絆とチームの団結力で、 
馬を復活させるところは、
人の優しさ、ぬくもりを感じることができました。
そして、それらに答えるかのような
ラストの競馬場のシーン。 

希望の夢を乗せて、駆け抜けるソーニャドール! 

映画の中に入って行くことができ、
一体感を味わうことができました。

映画だと分かっていても
一緒になって応援してしまいます。 
 
真っ直ぐな物語の展開は、
予想できるものでしたが、
感動を与えられました。

ほのぼのとした、心温まるいい映画でした。
 


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中之島公園のバラ

2006-05-27 | 写真(花、旅行など)
 
(大阪市北区) 
 
土佐堀川と堂島川にはさまれた
水上公園。 

周りはビルが建ち並ぶ。 



 

 
 
形、色、多彩なバラの花。
甘い香りを放ちながら
美しく咲き誇っています。 

 

   
 
御堂筋の方向へ歩いていくと、
大正時代のネオ・ルネッサンス様式で、
赤レンガ造り、アーチ状の屋根の、 
中央公会堂があります。


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緑の紫陽花

2006-05-25 | 写真(花、旅行など)
 
ご近所さんの緑の紫陽花!!
珍しいです。 
不思議な色です。 

最初ピンクから緑に変化したそうです。 
色々な色の紫陽花があるのですね。 




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デイジー

2006-05-24 | 映画
監督は『インファナル・アフェア』三部作シリーズの
アンドリュー・ラウ。

刑事、ヒットマン、
2人の男に愛されるヒロインに、
『猟奇的な彼女』、『僕の彼女を紹介します』の
チョン・ジヒョン。
 
相手役には『私の頭の中の消しゴム』の
チョン・ウソンとイ・ソンジェ。 

三角関係なのに 
韓国映画っぽいドロドロ感はなく、
バイオレンスシーンもあるのに、 
なぜか爽やかな感じのする、 
切ない恋のトライアングル。

オランダの風景が美しい
(でもどうしてオランダ?)
オランダで思い浮かぶのはデイジーではなく 
チューリップなんだけど・・・
あっ!そういえば黒のチューリップ。

チョン・ジヒョンの描く、
デイジーの絵も美しい。 
 
 
三人の主役もいいです。 
チョン・ジヒョンの可愛さ、 
のびのびとした自然な美しさ。 

チョン・ウソンの秘めた切ない恋心。 
 
イ・ソンジェの控えめでいて、 
ほんわかとした温かさを感じさせる愛情。 
 
 
三人の心が交差する地点で、
危うく悲しいストーリーが出来上がります。 
 
何度も涙で画面が見えなくなりました。 

香港映画の様なアクション+ラブストーリー。 
一つの映画に2つの要素。

期待以上のものがありました。 






 
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ニオイバンマツリ

2006-05-23 | 家の植物たち
アメリカジャスミンとも呼ばれます。 
バンマツリを漢字で書くと「蕃茉莉」。
「蕃」は外国,「茉莉」はジャスミンということです。

花は咲いたときは紫で,
日が経つに白くなっていくので、
日にちのずれから紫、藤色、白と、 
三色の花が一つの木に咲いているように見えます。

ナス科の植物です。

とてもいい香りの花です。
遠くからも匂って来ますよ。



下田の了仙寺というお寺は、
ジャスミン寺ともいわれ
ニオイバンマツリが境内を、
埋め尽くすのだそうです。 

 了仙寺のHPは→ コチラです。
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愛の旅人 シャガール展

2006-05-21 | 美術
サントリーミュージアム[天保山]
( 大阪市港区海岸通)



「生と死」「聖なる世界」「愛の歓び」 
「サーカス」「自画像」 
という、5つのテーマに分類して展示。 

ユダヤ人居住区にて誕生。 
フランスでナチスによるユダヤ人迫害を受けて、 
アメリカへ亡命。 
そこで永遠の恋人、妻ベラを亡くす。
過酷な運命に翻弄された生涯。
 
エコール・ド・パリの代表的な画家。

関心を寄せていたという 
ハシディスム(ユダヤ教の一派)に見られる
動物に対する慈悲を感じさせる絵。

安定感のない暗い時代を背景に、
あふれるような情熱的な愛で、
明るい日差しを追い求めるような、
希望を感じさせられる絵。 

花の赤、花束 、馬…。
画面の中の多彩な形の組合わせの絵。 

濃いブルー、鮮やかな赤、
瑞々しいグリーンといった色彩の主張、
躍動感のある色彩の美しい絵。

想像力豊かな作品、 
謎めいた絵がいっぱい!! 
 
シャガール自身の自然で素朴な思いつきを 
画面に表現しているのでしょうか?

(6月25日まで) 

天保山マーケットプレースの大観覧車
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風のファイター 

2006-05-20 | 映画

極真空手の創始者、大山倍達がモデル。 

大山倍達の同名伝記コミックが原作。 
ヤン・ドングン主演

共演は加藤雅也、平山あや。

スタント、CGを使わないアクションシーン。 

パイロットになるため韓国から
日本に密航した若き日の大山倍達、 
チェ・ペダル(ヤン・ドングン)は 
師匠と再会の後、壮絶な修行を重ね格闘家の道へと…。 


「空手バカ一代」 
(梶原一騎原作、つのだじろう・影丸譲也画)
を知っている人が言うには、
主役のヤン・ドングンは
本に登場する大山倍達に、
雰囲気が似ているそうな。。。 
 
有名な眉毛剃り、
牛との死闘シーンも 
盛り込まれていました。 
 
宮本武蔵に運命的なものを、
感じたという大山倍達。

ラストのたった一人だけでの決闘場面は、
宮本武蔵の一乗寺の決闘を 
想起させられました。 
 
彼を支える恋人役の平山あやは、
どう見ても芸者には見えず、お嬢様の雰囲気。 

日本髪を結い,着物を着ても 
お目々ぱっちりのお人形さんみたいに見えた。
 
韓国人の俳優達が日本人を演じているので、 
セリフに違和感を生じるのは 
仕方のないことなのでしょう。
 
あの時代に忍者とも
戦っていたのって……。 
なんか変!! 

全体的にマンガっぽいが、
スピード感があって、
退屈しないストーリーでした。 
 
原作がコミックなので、
マンガ的なのは当然なのかな。
 

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藤の絵

2006-05-19 | 水彩画
 
もう藤も終わり…。 

一年待たされても、花の命は短く、
名残り惜しくて、
感慨深いものがあります。


画像クリックで拡大できます。 

 

↑は5月14日、京都宇治の平等院にて。
この日、藤はもうほとんど
終盤に近い状態でした。


睡蓮はこれから。


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ブロークン・フラワーズ 

2006-05-17 | 映画
 
かつての恋人から手紙が…。

内容は〔息子がもうすぐ19歳になります。
あなたの子です。〕

息子の存在を知った中年男が、 
息子とその母親を探しに旅に出るロードムービー。 
主人公は『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイ。
 
カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作。 


淡々とした物語りの進行。 

流れてくる音楽は 
主人公の生き方を象徴するような、 
脱力感のある、演歌みたいなメロディで、 
印象的な音楽でした。

旅に関する準備を全て整えてくれる
隣家の住人との交流もなんとなくユーモラス。 

20年前のかつての恋人役の4人の 
女性達は個性が際立っています。
 
ピンクの花、ピンクの封筒など、
何につけてもピンク、ピンク、ピンク…。 
  
もの悲しさの中にもおかしさのある物語でした。

気になっていた結末もあわふやで終わってしまう。 
最後に出てきた男はいったい?? 
観客に判断を委ねるのかな? 


関西Walkerでチケットが当たったので
見に行きました。 

行き先はシネ・リーブル梅田。
梅田スカイビルの中にあります。 
このビルは地上170メートル。


 
連結超高層の構造的特徴のあるビルで、
最上部の円形の場所は空中庭園。
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