花ごよみ

映画、本、写真など・

劔岳 点の記

2009-06-30 | 映画
原作は新田次郎の同名小説。

出演は浅野忠信、香川照之、松田龍平、
仲村トオル、宮崎あおい、役所広司…。

監督は70歳にして、
本作が初メガホン。
カメラマンとしては、
キャリア50年の木村大作。

自然の驚異、圧巻の風景、
迫力ある映像。

↓は夕焼けと雲海の素晴らしい映像。
 

スタント、CGなしの実写。
想像を絶する環境の中、
よくこんな映画を、
作ったなというのが実感です。

きびしい自然、天候、
その過酷な条件に挑んだ出演者達。



たしかにどこの山に登っても、
三角点というものは見つけられます。
あれは過去にこういう測量を仕事とする人達が、
未踏の山に重い機材持参で登山して、
三角点を作ったことを思うと、
測量手達の大変な作業が想像され、
その大変さ、苦労を再認識しました。

ただ登山という目的だけでなく、
登山の後、三角点を立て、測量。
主人公達にとっては仕事、
それも誇りある仕事なんです。

 

無事仕事をなし終えて、
帰還することができて
ほんとうによかった!!

登場人物たちの心の変化、
周囲の人物にも、
暖かい視線が注がれています。

起伏のある内容ではありませんが、
静かに心に響く作品でした。

観客もいっぱいで、
前から2番目の席しか
空いていませんでした。
画面に近すぎて、迫力ありすぎ!




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正俊寺の紫陽花

2009-06-29 | 古寺(花など)
 杉木立の間を縫うように
紫陽花と、表情豊かな羅漢さんが存在します。

 
どこを見ても羅漢さん、
ちょっと異様な感じもしますが…。


紫陽花はあまり雨も降らずに
ドライフラワー状態に突入間近。






ちょっと変わった形の紫陽花。
可愛いです。


菩提樹の実。




お菓子のグミみたいです。

 
モミジ玉!!
病気でしょうか?
でもきれいです。


モミジって枝も赤い!!


(大阪府 枚方市 長尾宮前)
学研都市線長尾駅から徒歩5分






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マザーリーフの花&枝豆

2009-06-28 | マザーリーフ
梅雨というのに、
雨があまり降らないです。   
近所の紫陽花は、
そろそろ色あせてきました。
家の紫陽花は葉だけ成長して、
花を見せないまま…
  
もうすぐ7月、
ひまわりや百日紅の花も
見かけるようになってきました。
季節の移行を感じます。
 
マザーリーフ(ハカラメ)の、
花が咲きました。
それもいっぱい!!
うれしいです♪



ベランダで種から育てた、
枝豆(黒豆)が収穫出来ました。



食べました♪
香ばしくって、
とてもおいしい枝豆でした。





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守護天使

2009-06-27 | 映画

原作の小説は第2回
「日本ラブストーリー大賞」受賞。

監督はキサラギの佐藤祐市。

出演は カンニング竹山、
佐々木蔵之介、與真司郎、
寺島しのぶ、 佐野史郎、池内博之、
大杉漣、柄本佑等。

メタボのさえない中年サラリーマン、
啓一(カンニング竹山)。
そして寺島しのぶが、
強力なオニ嫁を演じています。
幼馴染のチンピラには佐々木蔵之介、
イケメンの引きこもり役は與真司郎。



啓一(カンニング竹山)は、
満員電車で通勤の途中、
清楚で優しい女子高生に遭遇。
彼女に恋をします。

そんな彼女をおとしめる、
悪質ブログが存在。
その結果彼女は変質者に誘拐。
犯罪に巻き込まれてしまう羽目に。

啓一(カンニング竹山)は少女の救出のため、
佐々木蔵之介、與真司郎とともに
犯罪者相手に立ち向かい活躍します。



ヒロインの女子校生には忽那汐里、
とっても可愛いです。

カンニング竹山は、この映画が初主演。
見た目も中身も情けなさ満杯の中年男を
そのままの感じで好演です。

啓一(カンニング竹山)の一生懸命さは
報われない愛なので
なんかもの悲しいですが…。

脇役の大杉漣、佐野史郎、寺島しのぶの
演技も映画を締めています。
柄本佑は不気味過ぎ。
バナナマンの日村勇紀も
ぴったりの配役。

佐々木蔵之介、【ハンチョウ神南署安積班】
正義の人、安積班長とは別人のよう。

寺島しのぶのいけてない
ファッション、面白いです。
彼女のこんな役は、
あまり見たことがありません。


本を読んですごく面白かったので
かなりの期待感がありまししたが、
本の方が笑う場面が多かったです。

文字を見て啓一の行動を頭で想像する方が
おかしかったのです。

本の感想は→こちらです。





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アンスリュームの絵

2009-06-27 | 水彩画

↑クリックで拡大できます


トロピカルな雰囲気、
花か葉かよく分からない植物です。

中心の白い棒状の部分が
花ということです。






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アマルフィ 女神の報酬

2009-06-25 | 映画

アマルフィの試写会に当たりました。
会場は大阪厚生年金会館芸術ホール。

招待ハガキにキャストが、
来場と書かれてあったので
誰が来るのか、期待を胸に抱きながら
行ってきました。

入り口ではプレスシートを受け取りました。
それに挟まれていたのは
バレーボールの試合の時に見かける応援グッズ、
バルーンが二本入っていました。

色はイタリアンカラーの赤・緑・白のいずれか、
テレビの放送にこの会場の映像が使われるため
このバルーンで観客全員に応援要請です。

席は、2階席の前から3番目、
どうかなと思いましたが
席に着くととっても見やすい感じ。

しばらくして舞台挨拶に登場したのは
監督と、なっなんと織田裕二さん、
天海祐希さん、戸田恵梨香さんの4人!!

前もって一応双眼鏡を持参していたので
時々ガン見。

お顔もバッチリ、まつげまで、
見ることができました。

織田裕二さんはテレビと同じ感じ。

天海祐希さん、やっぱり貫禄と
オーラーがあります。
ドラマ「BOSS」の風格。
天海祐希さん、戸田恵梨香さんは、
「BOSS」というドラマでも共演しています。
「BOSS」は毎週、
楽しみにしている番組。
そのメンバーの2人も
見られてうれしかったです。
もう最終回、残念です。

3ヶ月ものイタリア滞在、
その期間、、お正月、クリスマスを、
イタリアで過ごしたということ。
天海さん手作りのお正月料理、
おせち料理のふるまいの
エピソードなども
語られていました。

戸田さんは、神戸出身、
関西弁トークの披露もあって、
会場は和やかな雰囲気。




映画の内容は見てからのお楽しみ。

世界遺産で敢行されたロケ
美しいイタリアの風景。



初めの頃はゆっくりとした進行でしたが
徐々にスピード感も
感じられるようになっていきます。



そしてラストに向かい、
物語は怒濤の展開!!

テーマソングのソプラノ歌手、
サラ・ブライトマンの、
声量豊かな美しい歌声、
魅力的な高音部分は心がふるえます。
彼女は本人役でも出演しています。

原作は真保裕一の同名小説。
映画の企画後の小説だそうです。
織田裕二、佐藤浩市、真保裕一といえば
『ホワイトアウト』を思い出します。

「外交官・黒田康作」の続編を匂わすような
コメントもありました。










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西林寺の紫陽花 (6/21)

2009-06-24 | 古寺(花など)

応聖寺を訪れた日、
こちらの西林寺も近くにあるので
紫陽花を見に行きました。

『都麻乃郷 あじさい園』
敷地面積約12000㎡、
約10万本の紫陽花が咲く、
北播磨最大規模のあじさい園、
とパンフレットにあります。

多くの種類の紫陽花が楽しめます。


あじさい祭りが開催。


雨の後の紫陽花。
元気をもらって生き生きしています。
















↑は携帯で撮りました。
きらきら宝石のように輝いて、
きれいです。




あじさい羅漢だそうです。


(兵庫県西脇市坂本)








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応聖寺庭園に咲くセッコクの花&モリアオガエルの卵

2009-06-24 | 古寺(花など)
お寺の方に教えて頂いた、
珍しい石斛(セッコク)の花。

 
こちらもセッコク。

 
木に着生しているセッコク。


庭園では様々な花々が、
咲いていました。

キンシバイ

 
オカトラノオ

 
クダンソウ、
茎が葉の中心に、
突きささっているようです。

 
シモツケ

 
ミヤコワスレ


ホタルブクロ


京鹿子

 
草に生み付けられた
モリアオガエルの、
白い泡のような卵。

 
こちらにも卵が…。
モリアオガエルは、
天然記念物だそうです。




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応聖寺の夏椿(沙羅の花) (6/21)

2009-06-23 | 関西花の寺

朝に咲いて、
夕には散ってしまう、
はかない命の沙羅の花、
真っ白な清楚な花、
その沙羅の寺として知られる、応聖寺。
関西花の寺第8番のお寺です。


涅槃仏、初夏の頃、
サツキの花衣を纏います。




こんな所にも沙羅の花が…。


丸いつぼみも愛らしい。




書院から眺める沙羅の大木。

 


新鮮な沙羅の散り姿は、
落花してもなお美しく、
平家物語にも
命のはかなさ、無常観の象徴と
されるのを納得できます。


(兵庫県神崎郡福崎町高岡)






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応聖寺の近くで紫陽花の群生に遭遇!!

2009-06-21 | 関西花の寺
関西花の寺第8番、
應聖寺(おうしょうじ)に行く途中、
突然満開の色鮮やかな紫陽花が、
川辺に沿って100m近く、
ずらりと並んで咲いている光景を
偶然目にしました。






川の反対側には多彩な山紫陽花が、
育てられています。
山紫陽花の見頃は少し過ぎていました。













岡本さんという方が、
丹精込めて育てていらっしゃいます。
きれいに咲いている紫陽花のためにも
多くの方に見て頂きたいとのことです。
とにかく一輪一輪が
大きくて素晴らしいです。

應聖寺に行くことがあれば
お立ち寄られたらいかがでしょうか。
一見の価値はあります。

もちろん見物料無料、
後で知りましたが、
駐車場もあります。

(兵庫県神崎町高岡三谷川)









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