出演は浅野忠信、香川照之、松田龍平、
仲村トオル、宮崎あおい、役所広司…。
監督は70歳にして、
本作が初メガホン。
カメラマンとしては、
キャリア50年の木村大作。
自然の驚異、圧巻の風景、
迫力ある映像。
↓は夕焼けと雲海の素晴らしい映像。
スタント、CGなしの実写。
想像を絶する環境の中、
よくこんな映画を、
作ったなというのが実感です。
きびしい自然、天候、
その過酷な条件に挑んだ出演者達。
たしかにどこの山に登っても、
三角点というものは見つけられます。
あれは過去にこういう測量を仕事とする人達が、
未踏の山に重い機材持参で登山して、
三角点を作ったことを思うと、
測量手達の大変な作業が想像され、
その大変さ、苦労を再認識しました。
ただ登山という目的だけでなく、
登山の後、三角点を立て、測量。
主人公達にとっては仕事、
それも誇りある仕事なんです。
無事仕事をなし終えて、
帰還することができて
ほんとうによかった!!
登場人物たちの心の変化、
周囲の人物にも、
暖かい視線が注がれています。
起伏のある内容ではありませんが、
静かに心に響く作品でした。
観客もいっぱいで、
前から2番目の席しか
空いていませんでした。
画面に近すぎて、迫力ありすぎ!