(大阪市港区)
青春時代、ピカソ等、
パリのモンマルトルの
仲間達との親交。
アフリカ美術の影響を経て、
フォービズム、キュビズムの中にあっても、
独自の道を歩み出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/db/8e0708c8f538ea5d30d6b59c03f4946f.jpg)
(パブロ・ピカソ)
マリー・ローランサンにとっては、
珍しい男性の絵。
キュビズムの画家達と
親交があった時期の絵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f4/074a490253483dc7711bfe574f197be3.jpg)
(白い羽根飾りの黒帽子を被った乙女)
グレー、ピンク、水色、
単純な色彩を駆使し、
ローランサン独特の、
世界観を感じる画風へと移行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/40/441c6abaa4a65a196e0d7f1be77c4843.jpg)
(チェロと二人の姉妹)
初期の作品は、
うすく描かれた特徴ある眉と鼻、
卵形の顔の女性像。
後期の絵は黄色、朱色など
明るい色彩を用いて華やかで、
生命力なあふれた絵。
白い肌、柔らかな肩の線。
微妙な色彩がミックスして
柔和で繊細な印象を受ける。
舞台美術、衣装デザインなど多彩な才能。
水彩画、版画も展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/86/f1b0fc456f4ec80b25e06b0b49b38821.jpg)
(三人の乙女)
晩年は赤、黄を使用して
筆のタッチも大胆。
73歳の生涯、
優しい女性像を、
独自の色彩感覚によって、
描き続けた画家。
色彩の明るさ美しさ。
ローランサン特有の優しく、
淡い色合い。
目の保養になりました。
3月8日(土)~5月11日(日)