花ごよみ

映画、本、写真など・

當麻寺奧院、冬牡丹

2007-12-31 | 古寺(花など)
當麻寺の塔頭寺院。

當麻寺の一番奥に位置しています。
春はあでやかな牡丹の名所として
名高いですが、冬のこの時期
境内のあちこちにわら帽子をかぶった
牡丹の花を観ることが出来ます。





年末ゆえの静かな浄土庭園。










早咲きの桜


春を待つ三椏のつぼみ。

 
ロウバイの花も寒さの中
健気に咲き始めていました。




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茶々 天涯の貴妃(おんな)

2007-12-28 | 映画
井上靖の「淀どの日記」を元に作成。
監督は橋本一。

渡部篤郎の表情豊かな秀吉。

対称的にクールな表情の和央ようか。
勝ち気そうな眼差し、
宝塚の男役だっただけあって颯爽とした風情。

 


中村獅童、寺島しのぶの存在感。
 



戦国の世、時代に翻弄された女達、
あまり深く掘り下げるのではなく
歴史にはあまり則さないで
きれい事に描かれているようでした。

 

やっぱり和央ようかが主人公だけあって
宝塚のお芝居を見ているようでした。

茶々の子役、
和央ようかにそっくりで
いつ入れ替わったのか
分かりませんでした。
まるで同一人物のように見えます。

大阪城は、住んでいるところからも近くて
梅、桜、桃、お花見でよく行く場所です。
もう間もなく鑞梅のシーズンがやってきます。



この時代、安土桃山時代の、
大阪城が淀殿の自爆によって、
落城、炎上するシーンは
あぁ~、なんてもったいないことをするの!!
と思ってしまいました。

とにかく色々雑念に気をとられ、
集中力をそがれ
いまいち感情移入は、
出来ませんでした。

残酷な戦いのシーンは、
目を伏せていました。

それを除いては
豪華絢爛な女達の戦国絵巻、
視覚的には楽しませてもらいました。



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大阪光のルネサンス

2007-12-26 | 写真(花、旅行など)
最終日、行ってきました。
↑は橋の上からローズライトガーデンを。






大阪市庁前のクリスマスツリー。




サンタさんとトナカイが、
ビルの窓に出現!!


サンタさんのビルを離れた場所から。
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成金草のつぼみ☆

2007-12-25 | 家の植物たち
 



成金草のつぼみが沢山つきました。
少量なら花の咲く年は時々ありましたが、
大量に花が咲くことは、
めったにありません。
過去に一度だけでした。

ところが今回は、
たくさんの花が咲きそうです。

すごくうれしいです。
花の咲く日が待ち遠しいです。

つぼみはピンクですが、
花は白くて、星の様な、
小さくて可愛い花だったと思います。

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夜は短し歩けよ乙女 (森見 登美彦)

2007-12-22 | 本 ま、や行(作家)
まるでストーカー。
情けなさが漂っている先輩。

お酒を求めて先斗町、
絵本を求めて古本市。

学園祭には緋鯉を背負った姿、
読者にさわやかな魅力を、
感じさせる黒髪の乙女。

何てほほえましくて愛しい人達なんだろう。
本を読み終えての第一の感想です。

また、本を閉じて表紙の絵を見ると
そこに描かれている二人も可愛い。
ほんとに心がほんのりする物語でした。

恋の道は波瀾万丈なプロセス。
途中の経過もそれはそれは面白くて…。

古典的な文章に笑いを誘う楽しい擬音。

格調ある文体で
描かれてはいながらも、
くすっと笑える場面満載。

初期の小説から変わらない過剰な表現、
この物語もその路線を踏襲しています。
 〔太陽の塔〕でファンタジー・ノベル大賞を
獲得している森見 登美彦の
これも妄想をバネとして
現実とファンタジーワールドを
駆けめぐる物語です。

この小説で大ブレークとのこと、
うれしいです。



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カラスウリの実

2007-12-22 | 水彩画



↑クリックで拡大できます

きれいな朱色に熟したカラスウリの実。
ちょっと先がとがっています。


↓のは以前UPしたものですが
実の先端は平坦で、
種類が違うように見えます。






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時計草の実

2007-12-20 | 家の植物たち
 
 時計草の実が熟して、
濃い青色になりました。

食用ではありません。
(昨年試食してもらいましたが
「にがっ!!」ということです。)


右側の緑の実はまだ若い実です。


若い実はつるりんとしています。

食用の時計草、パッションフルーツは
甘酸っぱくておいしいそうです。

 
12月も、もう半ばすぎ、
でもまだ風船蔓があるんですよ!!
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大阪城公園の銀杏並木

2007-12-19 | 写真(花、旅行など)
冬と秋の境目。

一週間前の大阪城公園。

今はきっと、銀杏の葉も、
すっかり落ちつくして、
閑散とした風景にと
変化していることでしょう。



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大阪道頓堀

2007-12-18 | 写真(花、旅行など)
道頓堀川に架かる戎橋から。
阪神が優勝した時、
ファンが飛び込んだ所です。



  
夜になるとネオンがきらめきます。



大阪ミナミの中心部、
ハデハデな看板の立ち並ぶ道頓堀界隈、
娯楽と食べ物の街です。



 
くいだおれ人形です。

 

 
道頓堀通り。蟹、ふぐ…
ドはでな看板が目につきます。

この辺り、子供の頃の
思い出いっぱいの場所です。

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椿三十郎

2007-12-16 | 映画
黒澤明監督の映画のリメーク版。

脚本は黒澤明のオリジナル版。

監督は森田芳光、
椿三十郎を織田裕二、
相手役の室戸半兵衛を豊川悦司。
 


共演は松山ケンイチ、中村玉緒、鈴木杏、藤田まこと、
佐々木蔵之助、小林稔侍、風間杜夫。


黒澤監督の椿三十郎の映画は
以前テレビで見たことがあります。

かなり記憶が薄らいでいますが、
椿のシーンとラストの二人の対決の際の
血の吹き出す場面と、
三船敏郎、仲代達也の太刀の素早い動きが
印象に残っていました。

今回のラストのシーン。
あの血の場面を恐る恐る、
想像していました。
目をそらすそうと決めながら…。

でも結局はなかったので、
倒れた振りをして
また立ち上がって、
もう一度戦うのかと思ったり …
でも自分の好みとして
モノクロならまだしも、
赤い色を見なくてよかったと
思いました。

椿の色はカラーの方が鮮明で
映画に華やかさを
添えていました。

9人の若武者達は、
松山ケンイチをはじめとして
頼りなさげで可愛かったです。

 

深刻なテーマなのに、
全体的に重厚さは感じられなくて、
軽くて楽しく明るい印象の時代劇でした。


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