花ごよみ

映画、本、写真など・

うめきたガーデンのチューリップ

2017-02-27 | 写真(花、旅行など)
都会のお花畑、
大阪梅田のうめきたガーデンでは
「真冬のチューリップ祭」が
開催されています。

開花時期を調整した
アイスチューリップです。

色とりどりの華やかなチューリップ、
パッと明るい気分にさせてくれます。
一足早く春を感じてきました。


























菜の花も咲いています。


クリスマスローズ




素敵な色合いの葉ボタン




雪だるまでした。


キンギョソウ

2月22日撮影






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愚行録

2017-02-26 | 映画

貫井徳郎の小説「愚行録」を
妻夫木聡と満島ひかり共演で映画化。

は読んでいます。

主人公の週刊誌記者、
田中役を妻夫木聡、
田中の妹・光子を満島ひかりが演じます。

監督は石川慶。


週刊誌記者の田中の取材を通じて
嫉妬や羨望、人間の無意識なエゴ、
愚かさを浮かび上がらせます。

結構リアル感もあり
映像も不穏さ、不気味さが漂っていて
見終わった後は重苦しい気分を
引きずってしまいます。



この映画では満島ひかりは、
強い存在感を放っていました。

心の中に秘めている悪意が暴かれ
愚行録のタイトルのままの
愚行がいっぱいの重い映画でした。








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吉野ヶ里歴史公園

2017-02-23 | 写真(花、旅行など)


弥生時代の大規模な
環濠集落跡で知られる吉野ヶ里遺跡。

国内最大級の遺跡で
国の特別史跡に指定されています。

時間に余裕がなかったので
あまりていねいに見ることはできませんでしたが
弥生時代にタイムスリップしたかのような
雰囲気に身を置くことができ、
訪れてよかったです。

とにかく広大な遺跡!!
想像以上でした。

復元された集落は
当時の様子を思い浮かべることができ、
歴史のロマンを感じました。
これが紀元前2~3世紀に
作られていたとは驚きです。






スタッフは当時の着物を着ていて
風景にマッチしていました。


























巫女が祭祀を行っています。


王が稲を刈る日を決める会議の様子。




今でも見かけそうな茅葺きの屋根。




入場口

佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手






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佐賀観光

2017-02-21 | 写真(花、旅行など)
九州の新型電車「305系」
白い側面の電車です。




床は一面QRコード模様。
乗客が少なくなって、
誰も見ていないようなので
試しに読み取ろうとしましたが
読み取れませんでした。
単なる模様でした。


名護屋城址 

法事を機に
佐賀方面へ行ってきました。
まずは名護屋城址。


わずか5か月で築城、
大阪城につぐ規模の肥前名護屋城。
陣屋が130以上、
人口20万人の城下町が出現したようです。


太閤が睨みし海の霞かな 月斗
と刻まれています。








現在は石垣が残っているだけですが、
タブレットを借してもらって歩いていくと
復元された当時の建物が再現され
今の風景に重ねて見ることができます。
これは楽しいです!!

「真田丸」で豊臣秀頼役の中川大志と
片桐且元役の小林隆
もこの地を訪れ
タブレットをかざしています。

<

徳川家康、黒田長政、加藤清正、
上杉景勝、真田親子など
朝鮮出兵のため全国の戦国大名を
名護屋城に集めていました。

画像クリックで拡大できます。


呼子の町 


活きイカで有名な呼子の町。


イカのお店が軒を並べています。


呼子は朝市でも有名です。


イカ釣船。




水分を飛ばすため
イカがぐるぐる回っています。


呼子のマンホール。


マンホールに描かれている呼子大橋。


こちらで映画「悪人」のロケが行われました。


佐賀平野で観察されるカチガラス。 
胸と腹の白い鳥で、正式名はカササギ。
佐賀県の「県鳥」になっています。
日本では、佐賀平野を中心に
生息しているとのことです。


唐津から佐賀まで乗車した電車。
たった一両の可愛い電車です。
バスのようです。








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西教寺 冬景色

2017-02-20 | 古寺(花など)
比叡山の麓、
大津坂本地区の北の方に位置する西教寺。

明智光秀と関係が深いお寺で、
明智光秀とその一族の
菩提寺になっています。

春の桜、秋の紅葉の頃には
多くの参拝客で賑わいますが
雪の降る冬の頃は訪れる人も少なく
境内には凜とした空気が流れていました。
冬の西教寺も素敵です。


屋根に猿が置かれています。
西教寺の堂の屋根には、
いろいろな猿瓦を
見ることができます。


境内から琵琶湖が望めます。












穴太衆庭園


小堀遠州作の客殿庭園

境内には趣が異なる
4つの庭園があります。




旧竹林院に続き
こちらでもお雛様を
見ることができました。





滋賀県大津市坂本

2月12日撮影





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滋賀院門跡と慈眼堂

2017-02-16 | 古寺(花など)

滋賀院門跡の庭園、
小堀遠州の作庭です。


滋賀院門跡の境内から
石段を登った所にある慈眼堂。






石垣の上には巨大な石仏が
横一列に並んでいます。
6月、梅雨の頃になると
石仏の周囲に紫陽花が
大きな花を咲かせます。


きれいな穴太積みの石垣。
芸術的です!!


穴太積みの石垣が続く道。
独特の景観が見られます。

滋賀県大津市坂本

2月12日撮影




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旧竹林院の雪景色

2017-02-14 | 古寺(花など)
旧竹林院は比叡山延暦寺の僧侶の
隠居所「里坊」の一つで、
国指定名勝庭園になっています。

坂本には旧竹林院以外にも
多くの里坊が点在しています。

邸内にはよく手入れされた
美しい庭園が広がります。

この辺りは紅葉の名所なので、
紅葉シーズンは混み合いますが
冬の雪の頃は人も少なく、
静かな雰囲気を味わうことができました。






素晴らしい景観です。








2階からも庭園を眺めることができます。




お雛様が飾られていました。
広間がぱっと華やぎます。



滋賀県大津市坂本

2月12日撮影





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雪景色の絵&家の梅

2017-02-13 | 水彩画
まだまだ厳しい寒さの中、
梅の便りが聞こえてきました。
春の足音が感じられます。
家の鉢植えの梅も
ちらほら咲き始めました。




雪の庭園。
画像クリックで拡大できます。



色紙に描いた梅の絵。







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虐殺器官

2017-02-12 | 映画
34歳で病気で亡くなった伊藤計劃の、
デビュー作をアニメーション映画化。
も読みました。

ジョン・ポールという男を
追跡する命を受けた
アメリカ軍特殊部隊のクラヴィス・シェパード大尉。



言語学者のジョン・ポール。

クラヴィスはジョン・ポールが
チェコに潜伏しているという情報を得る。

追跡を開始するクラヴィス。

監督は、村瀬修功。

映画では母親との関連は
取り払われていて
すっきりとしていて
分かりやすかったです。

やっぱり映像化して、
視覚に訴える方が
頭の中にすっと入ってきます。

ストーリー自体は深く重苦しいですが
この作品のメッセージは伝わってきます。

言葉の持つパワーの怖さ
現代の世の中に対して不安感、

平和と虐殺は表裏という警告。
平和を守っていくのも
行き過ぎるとこわいです。







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虐殺器官  伊藤計劃

2017-02-12 | 本 あ行(作家)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

かなり前に買っていたSF小説。
映画化を知って読んでみました。

主人公はアメリカ情報軍大尉のクラヴィス。
舞台は情報管理社会が徹底した、
アメリカテロ後の世界。
そして現実味のある近未来。

後進諸国では内戦・虐殺が増加、
その背景にいる男、ジョン・ポール。

クラヴィスはジョン・ポールの
暗殺の命を受ける。


グロテスクな描写、結構多いです。
そんなシーンは
さっと読み飛ばしました。
本はそういう所は便利です。

脳の中の価値判断が、
ねじ曲げられると起こる虐殺。

戦争、内戦、悪と善、
情報管理された世界、
テーマはかなり広いです。

作者の伊藤計劃は
34歳で病気のため、
この世を去ってしまいました。
短すぎる一生、残念です。
解説によるとこの小説の、
第一稿も10日間で
書き上げたということです。
すごい筆力、そして才能、
本当にもったいないです。



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