花ごよみ

映画、本、写真など・

林昌寺のサツキ

2017-05-31 | 古寺(花など)
山号は躑躅山と言う名の通り
ツツジが美しいお寺です。

ツツジが咲き終わった後には
京都の東福寺の方丈庭園などで知られる
重森三玲作の庭園「法林の庭」で
サツキが見頃になります。

法林の庭はサツキと青石で表現された、
見応えのある美しい庭です。



















大阪府泉南市信達岡中

5月28日撮影




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無限の住人

2017-05-31 | 映画

監督は三池崇史。

沙村広明原作のコミックを実写映画化。

主演は木村拓哉。
伝説の100人斬り・万次を演じます。

妹を失い生きる意味を見失った時、
謎の老婆に永遠の命を与えられてしまい、
無限の体になってしまう。

ただ生きているだけ、
退屈な日々を送っていた
万次の前に、両親を殺された少女、
浅野凛が現われる。
妹の面影に似た凛の仇討ちを手伝い
凛の用心棒となることを決意。
生きていく目的を得ます。


凛役には杉咲花。


仇討ちの相手は逸刀流の統首・天津影久。
天津影久には福士蒼汰。


市原隼人、戸田恵梨香、
市川海老蔵等が共演。
豪華な俳優陣です。

万次は不死身ながらも斬られ過ぎ。
斬られた傷は何度も再生。
無限の命ってのも大変です。
『X-MEN』シリーズのウルヴァリン
と似ているなと思いました。

あまりにも斬られるので
万次はそれほど、
強くは見えませんでした。
斬られる人も多すぎて、
もう早く終わらないかと…
斬り合いにも飽きてしまいました。





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家の花々

2017-05-29 | 家の植物たち
今年、最初の時計草が咲きました。


コンボルブルス クネオルム
銀色の葉に朝顔みたいな白い花。
夜になると閉じてしまいます。
ヒルガオ科 セイヨウヒルガオ属。


エンジェルスター
フランネルフラワーともいい、
フランネルによく似た
柔らかい手ざわりの花です。


ニオイバンマツリ
とてもいい香りの花です。


ベニバナウツギ


白いデュランタ
紫のデュランタに先駆けて咲きます。


12月に植えたパンジーがまだ元気。


名前なんだったかな。
これも12月ごろから長い間咲いています。









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花の絵

2017-05-27 | 水彩画


チューリップ

春も過ぎ、もうすぐ
梅雨の季節が到来。
一年の内、快適といえる季節は
あっという間に
過ぎていきます。
家の紫陽花のつぼみが色づいてきました。
雨の日がよく似合う紫陽花、
開花が楽しみです。

全て画像クリックで拡大できます。



チューリップの咲く公園
(長居植物園)



紫陽花の咲く風景
(ロッジ舞洲の庭園)








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中之島公園のバラ

2017-05-25 | 写真(花、旅行など)
都会のアオアシス
大阪中之島のバラ園に立ち寄りました。
少し花数が少なくなった気もしましたが
まだまだ見頃が続いていました。
美しいバラの数々に癒されました。









































大阪市中之島

5月25日撮影



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びわ湖バレイの水仙

2017-05-23 | 写真(花、旅行など)
斜面に咲く水仙、
もう少し早く行けばもっと素晴らしい光景に
出会えたでしょう。
終盤間近の感じです。
一部でしたが満開の部分もあったので
まあ、一応びわ湖バレイの
水仙を見たいという願いは叶ったかな。








山頂はひんやりしていて
爽やかな気分になれると
期待していたのに、
この日はなぜか
暑かったです。
これは期待外れでした。













ロープウェイは
日本一の速さということです。
山頂まですぐです。
ロープウェイから琵琶湖の景色が望めます。





滋賀県大津市木戸

5月21日撮影




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マティスとルオー  友情50年の物語

2017-05-22 | 美術
あべのハルカス美術館
5月28日まで開催の
マティスとルオー 展に行ってきました。 

第1章 国立美術学校(エコール・デ・ボザール)から
サロン・ドートンヌへ

第2章 パリ・ニース・ニューヨーク

第3章 出版人テリアードと占領期

第4章 『ジャズ』と《聖顔》
という構成。





ともにフランス近代絵画の巨匠となった
アンリ・マティスとジョルジュ・ルオー、
二人の半世紀に渡る友情と芸術の軌跡。


始まりは 国立美術学校の
ギュスターヴ・モロー教室。
ルオーは19歳で一発合格。
レンブラントの再来といわれ
モロー美術館の初代館長になった。
それに比べてマティスは最初は聴講生。
そんな二人の50年に至る友情。


マティスは生き生きとした線
フォーヴィスムから
リズム感を持った単純な色彩の
装飾性のある絵へと。


ルオーは厚塗り、
そして特徴的な黒い輪郭、
絵の質感を追求していき
宗教画へと進んで行きます。



色彩画家と宗教画家。
華やかさと重厚さ。
対照的な画風を持った画家同士。
それでいて仲がいい二人。

約半世紀におよぶ二人の
手紙のやりとりも展示されていて
深い友情と信頼を
想像することができました。
手紙にも二人の性格の違い、
特徴がよく表れていました。






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プラージュ   誉田 哲也

2017-05-21 | 本 な、は行(作家)

プラージュ

舞台はワケありな人たちが住むシェアハウス。

住人達の抱える重い事情。
一度失った信用はいつまでもつきまとい
社会復帰を困難にさせる。

訳ありでも協力し合う住人。
過去の事件を追う記者の謎など
ミステリー感もあってうまく
まとまっていました。

星野源主演、WOWOWで
ドラマ化というのを知り読みましたが
この物語って星野源演じる貴生が
主人公ではないような。

貴生が一番軽い存在のように思いました。

プラージュのオーナーの潤子さんの
心の広さが
過去に汚点を残した人達の
救いになっています。

協力し合う訳ありの住人たち、
プラージュを拠点に再生を見いだします。

登場人物は多くても
各章ごとそれぞれの、
ハウスの住人たちが
語るように描かれていて
読みやすい物語でした。






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虹を待つ彼女   逸木 裕

2017-05-21 | 本 あ行(作家)

虹を待つ彼女

ヒロイン晴。
彼女はこの世にはもう存在しない
女性プログラマー。

その彼女を人工知能によって
甦らそうとする工藤。
人生に対して空虚さを感じていた工藤。
晴の人工知能を作るため、
彼女の人物像の調査過程で
恋愛感情を持っていくという物語。

リアルもバーチャルも
自分の脳が処理した情報、
なので同じ価値を持っていると。

晴の心の内、晴と関わった人、
調査を阻む脅迫者の存在。
人工知能の完成はあるのか
あまり各人物に深みはないけど
ストーリーは面白かったです。

第36回横溝正史ミステリー大賞受賞作品。
ミステリーに恋愛を絡ませた小説。

神秘的な雰囲気を纏った
晴の正体。

人工知能設計者である工藤は人として
共感できない人物でしたが
ラストに成長が見られます。
予測外の物語の終了させ方でした。

囲碁AIも採り入れられていてタイムリー。
受賞したときのタイトルは虹になるのを待て。







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追憶

2017-05-19 | 映画
監督は降旗康男、
撮影は木村大作。

主演は岡田准一。

小栗旬、柄本佑、長澤まさみ、
木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆等が共演。

四方篤、田所啓太、川端悟、
幼なじみの3人が刑事・容疑者・被害者として
25年ぶりに再会。
彼らには閉ざされた忌まわしい過去があった。

刑事となった篤は悟と再開、
しかし悟は命を奪われ
容疑者として啓太が浮上。
封印してきた過去に
向き合うことになってしまった篤。

篤を岡田准一、悟を柄本佑、
啓太を小栗旬がそれぞれ演じます。



ヒューマンサスペンスということですが
サスペンスといえるのかな。
ヒューマンドラマとしては納得。


不幸と哀しみが充満する過去。
幸せと思える日々は、
あっという間に消滅。

ネタバレはできませんが、
ラストはあれでまあよかったです。
心に深く染みいる映画、泣けました。







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