花ごよみ

映画、本、写真など・

詩仙堂の皐月

2008-05-31 | 古寺(花など)
(京都市左京区一乗寺)

石川丈山造営。
晩年の30年余を過ごし、
彼の風流の心を伝えるお寺です。

小雨の中の詩仙堂。
雨に洗われて、
あざやかさを増した緑の中、
可愛い紅色のサツキの花との
色彩のコントラストがとても
美しいです。
















アヤメかな?


雨の雫に覆われた
ナナカマドの丸い蕾。


大露草。


フワフワした花が可愛い、
京鹿の子も咲き始めていました。
可憐なたたずまいが、
優しいイメージの
お寺の庭によくマッチしています。
コメント (8)
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ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛

2008-05-30 | 映画
『ナルニア国物語』シリーズの第2章

講談社の映画鑑賞券が、
当選したので観てきました。
予告編程度の予備知識しかありません。


ナルニアの危機。角笛によって
ロンドンにいる4人兄弟を呼び戻す。

王位継承問題からスタートし
自然、戦闘、過去の伝説、
ダイナミックな映像は魅せてくれます。

 

子供達が戦っているのだから、
武器を用いて多人数の敵と戦っても
血の色が全くないのがいいです。
剣と弓での戦闘、
緊張のシーンです。

何時の世も、戦、侵略を、
くりかえす人類。
ファンタジーといえども、
過去の歴史を、
考えてしまいました。

アスラン…
かっこつけないで
もっと早く出てきたらいいのに、
なんて思いました。
あまり偉大な感じには見えないです。
一見、巨大な愛嬌のある、
柔らかい毛並みのぬいぐるみ…
の様に見えてしまいました。

 

娯楽映画としての、
ストーリーの面白さ。

テレビではとても味わえない、
スケールの大きい。
迫力のある映像。

愛らしい動物達、
魅力あるCG。

とぎれない緊張感。

2時間30分近くある映画なのに
映画に没頭して時間の長さは、
感じませんでした。





コメント (10)
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ベランダの花々

2008-05-29 | 家の植物たち
ニオイバンマツリ
一つの花が青紫→藤色→白と色が
変化していきます。

それぞれの花の色の、
変化に時間差があるので
全体を見ると、
3色の花が咲いているように見えます。

名前どおりとてもいい香がします。
アメリカジャスミンという名でも、
呼ばれています。



紫陽
蕾が色づき、
開きはじめてきました。

季節の移り変わりを
感じます。


 
ハンカチの花(コンロンカ)
ハンカチの花が開花間近。

白いのはガク苞、
しばらく日数を経過して、
黄色い星形の小さな可愛い花が、
中心部分に集まって咲きます。

花が咲いたら、またアップします。



カランコエ、
満開が続いています。
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ジェイン・オースティンの読書会

2008-05-29 | 映画
梅田スカイビルにある、
梅田ガーデンシネマで上映されている
「アフタースクール」を、
見るつもりだったんですが
満員で立ち見しかなく、諦めました。

そのまま引き返すのも口惜しいので、
同じビルの階下にある、
シネ・リーブル梅田で、
「ジェイン・オースティンの読書会」が、
時間的に、丁度都合がいいので、
見てきました。

出演は キャシー・ベイカー、
マリア・ベロ、エミリー・ブラント、
エイミー・ブレネマン。

6人の読書仲間が、
ジェイン・オースティンの6冊の本を
あれやこれや語り合う、
そんな読書会。

 

メンバー6人が、
それぞれに、恋愛に対して、
色々な、悩み、問題を抱えていて、
本を介して語り合ううちに、
対立したり、共感したり、
同情したり…。

オースティンの本を中心にして、
彼女達の生き方に彩りを与えていきます。

ハッピーエンドの終わり方で、
ホッとした気分が、
見終わった後も持続します。

この映画のストーリー展開に、
うまく入り込めて
退屈することなく、
上映時間が過ぎていきました。

各年代にわたる、
女優陣もそれぞれ、
とても魅力的です。

読書会っていいですね。
やってみたくなります。

ジェイン・オースティンの、
小説を読んでいなくても大丈夫でした。

すでに読んでいたら、
本の内容が頭に浮かんできて
面白さが倍増すると思います。

この映画を選んでよかったです。







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パンドラ

2008-05-27 | 映画


井上由美子のオリジナルストーリー。

3人に1人ががんで亡くなる今、
主人公・鈴木先生(三上博史)が、
ヒトデの再生能力を利用して、
ガンの特効薬を発見。

利権を巡り繰り広げられる、
人間の欲が絡んだ醜い争いの数々。

パンドラとは、
ギリシャ神話の中に登場する、
災いをもたらす箱の名。

出演は三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美、
谷村美月、山本耕史、小野武彦、平田満、國村隼。


WOWOWで放映のパンドラ、終了しました。

鈴木先生(三上博史)出来上がった特効薬、
パンドラを予想外の場所に、
うまく隠しました。

大田黒先生(國村隼)は生き残り。

平石長官(余貴美子)も、
上の段階に登っていました。
結局、残ったのは大田黒、平石、
しぶとい二人。
世渡りの巧みさには絶句もの。

沼部秘書(相島一之)深見大臣(小野武彦)も
命を落とす羽目になっても
身を汚さないことを
頭に置いています。
名誉に対する執着心の強さに唖然です。

主演の鈴木先生(三上博史)の演技はもちろん
他の出演者達の目の演技に
魅了されました。

久しぶりにいいドラマに、
出会えてうれしかったです。

新薬は結局世間には出ませんが
いい終わり方だと思います。

色々問題提起している、
良質な医療ドラマです。

ほんとうに見応えのあるドラマ。
終了してしまうのが悲しいです。

WOWWOWドラマ、
また秋に連続で
するみたい。
期待大です。



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相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

2008-05-25 | 映画
和泉聖治 監督
脚本は戸田山雅司

警視庁、特命係の杉下右京と亀山薫。

現場に残された数々の事件のキーワード。
キーワードをしたためた、
犯人の目的とは…。

人気テレビシリーズの映画化。



チェスの場面は知識がないので
よく分かりませんでした。

あのこだわりかた、くどさは、
ほんとうの犯人とはまた別の
愉快犯を感じてしまいます。

西田敏行が、出演。
今回はシリアス。
内面的な演技です。

木村佳乃演じる議員、
出演者の中では強い印象を受けました。
自分の名誉心のためには父親の
行為を否定してまで上を目指す女。

どうすれば国民に迎合でくるか
若いのに世知にたけた女、
かしこい女に描かれていました。

津川雅彦、岸部一徳
いい雰囲気を出しています。

ストーリーは前半は動、後半は静、
よく作られていると思います。

政治家、ジャーナリスト、国民に
一応、問題提起をしているので
なんだか重い気分になります。

 

気になる場面は多く見られましたが、
テレビを見ていても、
見ていなくても
楽しめる映画だとは思います。



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咲くやこの花館(鶴見緑地公園)ヒマラヤの青いケシ、ヒスイカズラ

2008-05-25 | 写真(花、旅行など)
 
(大阪市鶴見区)


☆ヒマラヤの青いケシ
幻の花、ブルーポピーとも呼ばれ
澄み切った青い色は
人を惹きつける魅力を持っています。


 

 
少し青色が薄めのヒマラヤの青いケシ

 
藤色もありました。


☆プリムラ・ピアリ(ホザキサクラソウ)
高山植物のエリアにありました。

 


☆ヒスイカズラ(マメ科)
花の色が宝石の翡翠の碧い色、
鮮明なブルーがきれいな花です。
マメ科のつる植物です。



 
☆トーチジンジャー
松明(たいまつ)=トーチに,
似ていることから名付けれています。

ミョウガのような香りがするそうです。

 


コメント (4)
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丘を越えて

2008-05-23 | 映画

東京都副知事の猪瀬直樹原作
「こころの王国」を映画化。

監督は高橋伴明。

西田敏行、西島秀俊、
池脇千鶴、余貴美子らが出演。

「文藝春秋」を創刊した作家、
芥川賞・直木賞の設立者の
菊池寛(西田敏行)とその秘書(池脇千鶴)、
朝鮮の貴族(西島秀俊)等が織りなす、
昭和初期が舞台の物語。


文芸春秋社の創始者菊池寛(西田敏行)と
馬海松(西島秀俊)
葉子(池脇千鶴)。
この三人が交差する愛の行方。

 

職場で紅一点の葉子さん(池脇千鶴)
モテモテです。

暖かい人柄、人間性豊かな菊池寛を
西田敏行の自然な演技で造形しています。

涙もろいところなんかも、
西田敏行そのままで、
菊池寛と西田敏行の、
一体感が感じられます。

いつもの見慣れた大きなお腹も
登場します。

葉子が惹かれるかっこいい、
朝鮮の貴族の馬海松(西島秀俊)
葉子の母親役の余貴美子の
お江戸の情緒を身にまとい、
三味線演奏でラジオ体操、
その役柄になりきった演技も、
心に残りました。

この昭和初期、時代の背景が興味深いです。
モダンの時代。
いつも服を変えている、
池脇千鶴のこの時代のファッションも
見ものです。
 


間近に戦争が近づいているというのに
ラストはみんなでいきなりダンス。

暗くなっていくのかなと思ったら、
やけに明るい。

NHKのサラリーマンNEOの
体操が頭に浮かびました。

映画を観た直後より
後でじわじわ面白みが
感じられる作品です。



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鶴見緑地公園のポピー、サルビア、バラ園

2008-05-22 | 写真(花、旅行など)
 
(大阪市鶴見区)

風車前の広場にはポピーが
風に揺れ、
お花見の人達を、
優しく迎えてくれます。





風車もすぐ手前には
チューリップに変わって
真っ赤なサルビアの花が
もう植えられていました。
季節毎の植え替え、
大変な作業だと思います。

 
風車のすぐ横にあるバラ園。
美しいバラの魅力いっぱいの
バラ園です。
見頃というより、
もう完熟状態でした。

 

 

 

 

 



(5月17日)
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勧修寺の杜若、睡蓮…

2008-05-21 | 古寺(花など)
 
(京都市山科区)

こちらの蓮はよく見に行きますが、
今の季節に行くのははじめてです。

目の前に展開する、
白、青紫の杜若、
紅白の睡蓮、黄菖蒲、背景には緑。

色とりどりの、
目にあざやかな色彩の演出。

美しい光景に感動しました。
ほんとうに、きれい。。。

写真では一部しか表現出来ないのが
残念なくらいです。



   

 
氷室の池を埋め尽くす
白い睡蓮。

 


 

 

(5月19日)

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