English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

sough

2010年12月17日 | 英語学習
昨日話題にした "katydids " のあった文に続く文を引用します。
I felt the bursting cotton-balls and fingered their soft fiber and fuzzy seeds; I felt the low soughing of the wind through the cornstalks, the silky rustling of the long leaves, and the indignant snort of my pony, as we caught him in the pasture and put the bit in his mouth - ah me! how well I remember the spicy, clovery smell of his breath!
「雪がしんしんと降る」、「雨がしとしと」など日本語では便利なオノマトペがあり、多用しますが、英語ではオノマトペは幼稚とされ余り使われないと何かの本で読んだことがあります。その為に日本語ではオノマトペで表現する事を英語で何と言うかは私には難し過ぎる問題ですが、ある人が英語では日本語ではオノマトペで表現する微妙で繊細な感覚・英語がないと言っていましたが、それは大きな間違いだと思います。確かに英語ではオノマトペは日本語の様には余り使いません。その代わりだと思いますが、ニュアンスの異なる形容詞、動詞が一杯あり、その別々の単語を使い分けしているのだと思います。その事が英語を学ぶ外国人にとって難しいところだとも思っています。英語は文型・文法は比較的単純なので入り易いが、語彙が多いので奥が深い言語だと思います。 何故こんな事を言い出したのかと言うと上に引用した文の "soughing" (原形は "sough") の意味を辞書で知ったからです。
・Dictionary.com: to make a rushing, rustling, or murmuring sound: the wind soughing in the meadow.
・Macmillan Dictionary: To make a soft murmuring or rustling sound.; The sough of the wind in the trees grew rhythmic, hypnotic, lulling.
・Compact Oxford English Dictionary: (of the wind in trees, the sea, etc.) make a moaning, whistling, or rushing sound.
引用したのは動詞としての意味ですが、 "sough"は名詞としても使われます。発音は "sow" と "suf" の両方の言い方があります。 人間の基本的な感覚、感情は本来余り変わらないのですが、言語により表現法が違うのだとつくづく思います。
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