今日は恒例の盆前清掃日である。早速、草刈り機を持ち出しエンジンをかけて急ぎ足で参加する。朝露にぬれた草を刈り始める。谷間と林を通り抜けて来る朝風が、心地よく肌にうれしい。エンジンの音に身も心も委ね、リズムよく刈って行くうちに、真夏の汗と共演になる。そうして刈り際に出て来る若草の青酸っぱい独特に香りに夏を強く感じる。それぞれの草刈りの成果の小山が畦に、道端にと出来上がっている。夕暮れになり、一斉に青草焼きとなる。炎の見えぬ煙のみの燃焼で、その煙が四方八方に野、畑、林に流れ込み、一夜のヤブ蚊の駆除となる。
鹿児島市 春田和美(70) 2006/8/23 掲載
鹿児島市 春田和美(70) 2006/8/23 掲載