はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

花の日訪問

2013-06-21 20:37:35 | アカショウビンのつぶやき
 鹿屋キリスト教会では、6月に花の日訪問という行事があります。
今年も、病院や老人施設などを訪問しました。

この日は、花の日礼拝と言って、
教会員がお花を持ち寄ります。

最初に医療センターに行きました。
日曜学校の子供たちから、お見舞いの言葉です。


アメリカの大学で声楽を指導しておられる、
真弓先生が歌ってくださいました。
美しい声に癒されたことでしょう。

全員で讃美歌を歌いました。

次に訪問した老人施設・花ごよみでは、
大学3年の志織姉妹がヴァイオリン演奏です。



最後に、オープンして間もない、りんの家を訪問しました。
皆さんと一緒に童謡を歌い、
穏やかな時を過ごしました。

「思い出は?」

2013-06-21 20:03:48 | 岩国エッセイサロンより
2013年6月21日 (金)

岩国市 会 員   稲本 康代

久しぶりに姉妹3人がぞろい、40年前のアルバムを引っ張り出した。一枚一枚の写真を見ながら盛り上がる。私が「この人、○○ちゃん?」「違ういね」。この繰り返しの中で、写真にまつわるエピソードを話しながら笑ったり、しんみりとしたり、あっという間に時間は過ぎた。

でも、私は少々複雑であった。妹たちの記憶力はすごく、写真1枚でいろいろと話が展開して続く。しかし、私には記憶がないのである。いよいよ……。いや、楽しくない過去は思い出したくないから記憶が出てこないだけだ、と無理して自分を慰めた。

   (2013.06.21 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩国えっせいさ