今年もラジオ番組の取材で志布志市の大慈寺に行ってきました。
この寺は、室町時代(1340年)の創建で、臨済宗京都妙心寺の末寺であり、
江戸時代には16の支院と100名以上の僧侶が学問に励んでいたそうですが、
廃仏毀釈により、一時は廃寺となりましたが、
明治12年に旧大慈寺宝地庵跡に再興され今に至っています。
ここの住職さまのお母様は歌人で、
私が関わっている地域エフエムのラジオ番組「心のメモ帖」で、
お歌を紹介させて頂いています。
久しぶりにお邪魔してきました。
「短歌は日記代わりです」とおっしゃる86歳歌人、イツ子夫人は、
穏やかな口調で、先々代の住職様の逸話もお話下さいました。
珍しく暖かな日だまりの中で、取材をさせて頂きました。
いつまでもお元気でと祈りつつお寺を後にしました。