鹿屋キリスト教会では年に1度、部外から講師をお招きして学ぶ会をもっています。
今年は、NPO法人・隣の会の理事長、斉藤鈴子さんに「高齢者の健康」についてお話を伺いました。
大切な口腔ケアやはっきり読みエクササイズ、助け会いゲームなどと楽しいひとときでした。
テーブルいっぱいに並んだカードには、お願い事が書いてあります。
例えば、「家の模様替え」「庭の水撒き」「料理作り」などなど…。
一人二枚のカードを取り、参加者の誰かにお願いをします。
さあ、あなたはいくつのお願い事を受けたのでしょう。
最高の小枝子さんは、4枚カードを頂きました。
お願い上手になることも大切。共助、自助、公助の社会を実現するために、学ぶことの大切さを感じました。
12年ぶりの月間賞頂きました。
月間賞も、うれしいけれど、私の尊敬するMBC南日本放送のパーソナリティ、二見いすずさんのインタビューを受けた事が更に嬉しいことでした。
9年近く、ボランティアパーソナリティとして、ミニ番組つくりで、たくさんの方々にインタビューをしたけれど、自分がインタビュー受けるのは初めて…。
舞い上がってしまい、何をしゃべったのか…。
二見いすずさんから、CDと一緒にお手紙も頂きました。
感激!
私の目下の関心事は、川内原発のことだ。愛読者だから、というわけではないが、毎日新聞は原発問題を精力的に取材をしていて、読み応えのある記事をどんどん書いている。
政府やいろいろな人が何を言おうと、やはり私は不安だ。地震や火山噴火がなくても、敷地内の放射性廃棄物は常に身近にあるのだから。福島第1原発事故の教訓はどこへいったのか。ホームレスを取り巻く状況を伝える記事も興味深い。支局記者はガッツがあり、肝がすわっている。心の中で拍手している。
署名記事の多い毎日新聞は、やっぱりやめられない。
鹿児島市 種子田真理 2015/2/21 毎日新聞鹿児島版掲載
政府やいろいろな人が何を言おうと、やはり私は不安だ。地震や火山噴火がなくても、敷地内の放射性廃棄物は常に身近にあるのだから。福島第1原発事故の教訓はどこへいったのか。ホームレスを取り巻く状況を伝える記事も興味深い。支局記者はガッツがあり、肝がすわっている。心の中で拍手している。
署名記事の多い毎日新聞は、やっぱりやめられない。
鹿児島市 種子田真理 2015/2/21 毎日新聞鹿児島版掲載
毎年、葉ボタンやパンジーをプランターに植え、門の辺りを飾る。葉ボタンは大輪のバラを思わせる咲きぶりに庭が華やぐ。立春が過ぎ、寒が緩んだり戻ったりするうちに薹が立ち、やがて蕾を見せる。満開の円錐形に庭は明るむ。春になると、百日草や千日紅と選手交代とばかりに土に戻すのが常。しかし昨年はプランターごとミカンの木の下に置いたままだった。気が付くと見事な曲線を描いて、枝を四方八方に伸ばし、その先に小ぶりの葉ボタンを9個もつけていた。うわさに聞く踊り葉ボタンだ。予期せぬ結果にうれしくて、今年もまた挑戦中である。
鹿屋市 門倉キヨ子 2015/2/20 毎日新聞鹿児島版掲載
写真は門倉さん提供
垂水にあった実家の前の道路からは、すくっとそびえ立つ優美な桜島が見られた。その道は風の通る道で冬は一番寒い所だった。だが子供は風の子で、私たちはここで風車を回しながら競争した。
風車は薄い竹の皮2枚を羽にして、留めるのはくぎだったか。それを細い竹の筒に差し込んで走ると、風車が音を立てて回った。桜島に向かって走り、引き返して走り、また向かって走った。しまいには飽きて誰も遊ばなくなったが、私はこの遊びが好きで1人で走っていた。小学2.3年の頃だったろうか。北風に思い出す。
霧島市 秋峯いくよ 2015/2/19 毎日新聞鹿児島版掲載
風車は薄い竹の皮2枚を羽にして、留めるのはくぎだったか。それを細い竹の筒に差し込んで走ると、風車が音を立てて回った。桜島に向かって走り、引き返して走り、また向かって走った。しまいには飽きて誰も遊ばなくなったが、私はこの遊びが好きで1人で走っていた。小学2.3年の頃だったろうか。北風に思い出す。
霧島市 秋峯いくよ 2015/2/19 毎日新聞鹿児島版掲載
変なおじさんが尋ねて来た。ここは野面積みの石垣を高く築いた棚田の跡の一角。稜線の反りが絵になる。今は寒の内。私は赤腹。まだ眠っているというのに何が起きたのか外が騒々しい。地図を片手に何やら調べている様子。そのうちに携帯で写真も撮り始めた。
もう二昔ほど泳いだ記憶がない。昔はとうとうと水が湧いていた。私の思いは田植え前のあの冷たい水の中を仲間とまたすいすいと泳ぎ回りたい。農業委員会からの非農地通知書を手にしたおじさんの顔を見ると、再現は絶対に無理。もう私たちの先も長くはないと知らされた。
いちき串木野市 新川宣史 2015/2/17 毎日新聞鹿児島版掲載
もう二昔ほど泳いだ記憶がない。昔はとうとうと水が湧いていた。私の思いは田植え前のあの冷たい水の中を仲間とまたすいすいと泳ぎ回りたい。農業委員会からの非農地通知書を手にしたおじさんの顔を見ると、再現は絶対に無理。もう私たちの先も長くはないと知らされた。
いちき串木野市 新川宣史 2015/2/17 毎日新聞鹿児島版掲載
12日、県内は悲しい事故が相次ぎ、尊い命が奪われた。ご遺族の心中を思うと、やりきれない。
いちき串木野市で小1の男児2人が車にはねられ、1人が死亡、もう一人が重傷を負った交通事故。2人をはねた男(21)は運転中「CDを入れ替え、脇見をしていた」と供述しているという。現場は横断歩道。しかも登校時間だ。時間帯と場所を考えると、よりいっそう慎重な運転が求められるはずだ。
前を走っていた車が急に止まった。すると方向指示器が点灯、右へ曲がるようだ。もっと早く教えてくれたら、私や私の後に続く車もスムーズに流れたのに……。交差点の信号は既に赤だが、前の車に続けとばかりに強引に突っ込んでくる車も多い。こちらが進む信号はとっくに青なのに直進できない。狭い道を加速して走る車も目立つ。脇から飛び出しがあった時、止まれるのか。
車を運転する際は運転免許を取得した時の初心に帰り、漫然、慢心ではなく常に謙虚な心でハンドルを握りたい。子供の頃、登校途中の横断歩道には交通指導員や保護者らが立って見守ってくれた。今、全国や県内はどうなっているのだろう。
海上自衛隊鹿屋航空基地のヘリコプター事故もつらい。かつて私も4年間、鹿屋通信部で勤務。取材で何度も同基地を訪ねた。対潜哨戒機や救難航空機などの操縦士らが日夜、厳しい勤務、訓練に明け暮れている。豪雨で山が崩れ、住人が生き埋めになった取材。さらなる崩落が心配されたが、救助にあたっている自衛官、警察官、消防隊員と一緒だと不思議な安心感があった。当然、眼前の土砂が崩れたら私も自衛官らも生き埋めだった。「安定、安定というけれど、体張って仕事している人もいる」と公務員を目指すひとの専門学校のテレビCM。その通りだ。ヘリ事故の原因を徹底的に究明してほしい。
鹿児島支局長 三嶋祐一郎 2015/2/16 毎日新聞鹿児島版掲載
定年から毎年、松の内の頃合い時にたこ揚げをしている。
今年は、走らなくてもたこが上がる風力だ。久しぶりに妻をたこ揚げに誘い、庭先の田んぼに出向く。私も妻も稲株をザクッ、ザクッと踏みながら歩く。
糸を解く度にたこはゆっくり、ゆっくり雲間の青空へ上昇する。妻に糸を渡す。たこが風を受ける力と、糸を操る手応えに妻の横顔がほほ笑んでいる。
行き通う人が「たこ揚げは珍しい」と声をかけ、立ち止まる人、あぜに座って見ている人。近くを電車がカタン、カタンと軽快な音を残し遠ざかる。たこは、果てしなき空を舞っている。
出水市 宮路量温 2015/2/16 毎日新聞鹿児島版掲載
いつもは活発な年長組みのS君が、今日は職員におんぶされている。「どうしたの」と職員に尋ねると「今ちょっと甘えん坊さんになっていまして……」。
ここの養護施設で暮らす幼児は小学校に入学する時、学童棟に映される。世話をしてくれる職員とも、一緒に暮らす子供たちとも放される。うちの孫も4月から小学校に入る。不安も覚えているようだが、楽しみの方が大きいように見える。しかし、S君は生活の環境が一変してしまうので不安の方が大きいのだろう。職員も分かっていて、こ時期優しく寄り添っているということだった。
出水市 清水昌子 2015/2/15 毎日新聞鹿児島版掲載
ここの養護施設で暮らす幼児は小学校に入学する時、学童棟に映される。世話をしてくれる職員とも、一緒に暮らす子供たちとも放される。うちの孫も4月から小学校に入る。不安も覚えているようだが、楽しみの方が大きいように見える。しかし、S君は生活の環境が一変してしまうので不安の方が大きいのだろう。職員も分かっていて、こ時期優しく寄り添っているということだった。
出水市 清水昌子 2015/2/15 毎日新聞鹿児島版掲載
息子がメールで本を紹介してくれた。「だから日本は世界から尊敬される」。日本に長く住む外国人が書いたものだ。
書店で書名を書いたメモを渡し、本を受け取った。家に帰り、読もうとすると、あれっ、本が違う! 「だから日本はズレている」になっている。確認しなかった私も悪かったが、若き社会学者の書いた本だ。
一読すると、これが面白い。最近の社会の動きからズレてきた我が身を反省する。よい機会になった。
後日、本は取り換えてもらったが、これもけがの功名と、少し得した気分になっている。
鹿児島市 田中健一郎 2015/2/14
書店で書名を書いたメモを渡し、本を受け取った。家に帰り、読もうとすると、あれっ、本が違う! 「だから日本はズレている」になっている。確認しなかった私も悪かったが、若き社会学者の書いた本だ。
一読すると、これが面白い。最近の社会の動きからズレてきた我が身を反省する。よい機会になった。
後日、本は取り換えてもらったが、これもけがの功名と、少し得した気分になっている。
鹿児島市 田中健一郎 2015/2/14