ネコのイークン専用出入り口を取りつけて、半年近くたった。イークン自身にとってガラス戸を自分で開けずに済むし、自由に出入りできるようになったというのに、ある酷暑の昼下がり、母屋のガラス戸を「開けてくれ」と要求されたのだ。
その夜カミさんが「玄関に立っていたら、イークンが前足をアタシの足に乗せたのよ。足が熱かったのよね」と報告。言われてみれば、猫の出入り口は、日に焼けて足を下ろせないほど熱い階段に続く。母屋のガラス戸にはひさしがあり日が当たらない。深謀遠慮はオーバーとしてもイークンの要求は正しい。
鹿児島県西之表市 武田静瞭(82) 2018/10/25 毎日新聞鹿児島版掲載
その夜カミさんが「玄関に立っていたら、イークンが前足をアタシの足に乗せたのよ。足が熱かったのよね」と報告。言われてみれば、猫の出入り口は、日に焼けて足を下ろせないほど熱い階段に続く。母屋のガラス戸にはひさしがあり日が当たらない。深謀遠慮はオーバーとしてもイークンの要求は正しい。
鹿児島県西之表市 武田静瞭(82) 2018/10/25 毎日新聞鹿児島版掲載