人の空想は無尽蔵 278号 2008年05月12日 13時43分36秒 | 随想 「箱根山、駕篭に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を拾う人」 多分、江戸時代に茶店で一休みの旅人が、情景描写した文章なのだろう。平和で穏やかな小春日和の昼下がりの情景が目に浮かぶ。 世間には、多くの職業があり、分業して助け合うことで成り立っている。その通りである。民主主義では、職業に貴賎が無く、誰でも自由に職業を選択できる。そして誰でも駕篭に乗れ、駕篭を担ぐことが出来、投げ捨てられた草履をボランティ . . . 本文を読む