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高齢者の認知症による危険運転による殺傷事故が多発するので改正道交法が施行される。今年の5月13日から、一定の違反履歴のある75歳以上の高齢ドライバーを対象に、運転免許の更新時に、実際に車を運転して能力を確認する「運転技能検査」の義務化を警察庁が発表した。
信号無視
逆走などの違反
追越車線などの走行
速度超過
Uターン禁止などの違反
踏切不停止や遮断機内進入
交差点右左折時の違反
交差点進行時の違反
横断歩行者妨害
前方不注意など安全運転義務違反
携帯電話を操作しながらの運転
恥ずかしながら、過去3年間で信号無視の前科者だったが、改正前の免許更新で「運転技能検査」を免れたのは幸運だったのだろうか。
踏切の不停止は常態化しているし、自動車専用道路で法定速度を守る律義者は空気を読めず流れに逆らう悪者にされる現実に鑑み、後期高齢者は運転を慎重にならざるを得ない保身のために枯葉なのか落葉なのかマークを掲示する事が必須と思うのである。
観光地はイベントの無い平日に訪れ、混雑が予想される王道はさけ裏街道をトボトボと金を使わず時間を十分に使うのが老人には良いだろう。
狭い日本、そんなに急いで何処へ行く、49年前の昭和48年の内閣総理大臣賞の交通安全年間スローガンに学ぶことを温故知新というのだろう。
昭和48年は老人が運転免許を取得した年で、人身事故はなかったが反則金の納付は数えきれない波乱万丈の49年間だった。