風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

団塊の世代 599号

2009年07月25日 01時59分39秒 | 随想
団塊の世代とは、第二次世界大戦直後の日本で、1947年から1949年までのベビーブームに生まれた805万7千人である。

2012年から2014年の間に65歳になり、年金納付者が年金受給者に代わるのである。そして納付金より給付金が極めて多いのである。鳩山由紀夫1947年生まれの62歳と鳩山邦夫1948年が該当する団塊の世代の政治家である。

郵政民営化の小泉純一郎1942年生まれの衆議院の勝利以来の4年間に、安倍晋三1954年、福田康夫1936年、麻生 太郎1940年の自民党政権は団塊の世代が定年退職で高額の俸給生活の終着駅に到着した時期に符合している。

そして団塊世代の心をつかめず、寂しく政権を放棄したのである。

天下る高級官僚以外の多くの善良な団塊の世代は平成大不況以上の経済的ダメージを被ったのである。衆議院の総選挙で団塊の世代が懸命に年金危機に対処するなら、明るい未来が見えるのである。その後の新規年金受給者が減っていくからである。

中川 秀直1944年、小池百合子1952年、菅直人1946年、太田 昭宏1945年、志位 和夫1954年、岡田 克也1953年、福島 瑞穂1955年は団塊の世代に該当しない。

上げ潮派の経済政策は金が無いから消費税の%を上げるが、昭和から平成に変る年、物品税を廃止し消費税導入が一億総中流社会を破壊し、貧富の差の大きい格差社会に導き、日本人の心を破壊したのである。

昔の金満家は尊敬に値した。高額納税者だからである。現代の富裕層は納税を逃れる知恵がある。税の納入額を栄誉と思うのが古き良き日本だった。そして納税額の多い人間が国の政治家として将来を考えたのである。政治にカネは無縁だった。

納税被害者の団塊の世代の心の苦しみがわかるのは団塊の世代である。駄目で元々だから、政権を担当させて見るか。そもそも資本主義経済はギャンブル性が高いのである。

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