芥川賞を受賞した長州の田中慎弥に山口県文化特別褒賞が贈られた。
知事と対話する作家。
へとへとになりながら書いている。こんな所に引きずり出されたり忙しい。
政治家の方にお会いするのはいつも緊張するんですが、きのう退任表明されたということで、最後ぐらいはお目にかかっておこうと思って。
山口県知事、八月まで任期があります と笑顔で応戦。
血気盛んな若者、老獪な政治家が余裕で応対、新たな人間関係が生まれる。
攻撃される度胸、攻撃する度胸、喧嘩に成らないのはお互いが大人だから。
攻撃される、攻撃する、その中間が心地よい王道。
世間を純粋に見た仙崎の金子みすずは自死した、芥川龍之介も自殺、太陽の季節の石原慎太郎は政治家になり東京を繁栄させた。
田中慎弥はどちらを志向するだろうか?