四国は銅像の多い島である。
弘法大師空海が阿波・土佐・伊予・讃岐の随所に林立し、室戸岬には陸援隊の中岡慎太郎、桂浜に海援隊の坂本龍馬、須崎に土佐勤皇党の武市半平太、足摺岬には中浜万次郎が立っている。
空海は中国文明を、他の4人は王政復古大政奉還による文明開化で西洋文明を招来するのに貢献した。
そして高知駅前には慎太郎・龍馬・半平太のプラスチック像が共存する。
伊予西条駅前には国鉄総裁だった十河信二の胸像があり、210キロの〇系新幹線の生みの親で、四国県民は日本最遅速85キロの〇系新幹線を創造し予土線に走らせ郷土の偉人を褒め称える。