台風の風水害で被害が出る直前に自動車遍路で四国を一周した。
事前に札所間の所要時間を検索し、予定表を作成し宿舎を確保したのであるが、高知や愛媛では大幅に計画が狂った。
理由は信号機が少なく、走行車両が少ないので法定速度で走行でき、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路の存在が大きく、移動時間が大幅に短縮した。
国道56号須崎道路・窪川佐賀道路・中村宿毛道路・津島道路・宇和島道路・大洲道路。招来は有料高速道路に組み込まれるのだろうが、今は最高速度60キロの一般国道扱い、100キロを超える速度で通過してもお咎めが無い。
民間企業のネクスコ西日本は当面採算が合わないので建設を見送るが、国は諸々の事情で建設する。国は早急なる必要性を認めないが、民間企業のJR東海が独自に建設推進するリニア中央新幹線の対極である。