岡崎からＪＲを乗り継いで高知に行った。１２時間要した。翌日は高知からＪＲ四国で高松に向かった。７時間掛かった。格安切符の約束事に従った。土讃線の多度津・高知間を特急でなく普通で往復したことになる。
一人（ワンマン）運転の一両の気動車（ディーゼル）即ち汽車。
多度津発車、金蔵寺・善通寺は四国八十八所札所・琴平は金比羅さん・塩入は満濃池・黒川は平野部を走行、讃岐財田から山に入る。猪鼻隧道（トンネル）を抜けると坪尻は折り返し（スイッチバック）駅、箸蔵で反転（Ｕターン）して吉野川を渡り佃に着くだ。ここで徳島線と分岐する。
四国三郎の川岸を橋や隧道で行ったり来たり、阿波池田を過ぎて中央構造線を突破し三縄・祖谷口・阿波川口・小歩危・大歩危・土佐岩原・豊永・大田口・土佐穴内で吉野本流に別れを告げ支流の穴内川の岸に移動する。
大杉は美空ひばりが少女の時の巡業で大怪我をした近く、土佐北川は橋梁の上に駅がある。角茂谷・繁藤は四国の３４７ｍの最高所駅、川とお別れ山を越える。新改で二回目の折り返し、山岳鉄道とお別れ。
土佐山田・山田西町・土佐長岡、そして時間が掛かって後免、土佐大津・布師田・土佐一宮・薊野そして高知到着。
特急南風なら１時間４０分・４１３０円・７駅停車、普通無名は３２各駅停車して５時間、２３５０円。時間を消費する理由は単線だから特急南風に追い抜かれたり、行き違いの為に長時間駅で待機するからである。
３時間２０分で１７８０円の儲け、時給５３４円なら最低賃金法に抵触するだろうか。
高松に当日中に到着したいなら１７時１６分が最終便、特急なら２１時２０分のしまんと１０号がある。
