風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

自然志向の甲子園 680号

2009年10月05日 04時49分29秒 | 随想
甲子園球場の大屋根に太陽光発電設備を取付け、タイガースのナイター照明の電力が確保される。

雑草を抜き、小石を拾うのが試合開始前の作業だった。不規則な挙動をするボールは球場整備を怠けた天罰。日没まで熱中した泥まみれの野球。洗濯の仕事を供給し、母の生き甲斐だった。

化学樹脂の人工芝、屋根のある球場、金属バット、合成樹脂のグローブやスパイク。ペットボトル再生のユニホームは近代社会のべースボール。

木綿のユニホーム、本皮のグローブ、木製のバット、家畜の皮の硬球。そして内野は土、外野は芝生。自然志向の古い野球。

甲子園は奇想天外、波乱万丈の展開となり、人智の及ばない驚きが期待できる、自然が支配する野球場。

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