
地獄の沙汰も金次第、阿弥陀の光も銭次第、こんな言葉は美徳なのだろうか、悪魔の囁きなのだろうか。他人の不幸は蜜の味、崇高な哲学なのだろうか。
違うと主張する老人は認知症患者にされる可能性のある世間である、恐ろしい。
経済一辺倒のアベノミックスはこの慣用句が適当なのだろう。政界では正解である。
森友・加計疑惑、東京五輪不祥事、桜を見る会、カジノ巡り国会議員逮捕、閣内や企業の不祥事、こんなに多くては覚えきれない。
大昔の選挙は候補者の政治哲学に賛同する仲間がその実現の為に手弁当で応援したものだが、政党政治の現世では政治家は誰でもいい、変わりは幾らでもいる、サラリーマン社会と同じである。
街宣車のウグイス嬢も約束の賃金では応募者が無いから倍額支給、公職選挙法は誰が決めたのだろうか。
ジバン地盤、カンバン看板を軽視し、カバン鞄だけの仁義なき戦いを是とするならず者の村社会、縁を繋ぎとめるには金しかないのだろう。政治家の心は荒んでいる。