風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

芋茎の佃煮に涙

2011年09月02日 09時39分37秒 | 随想

春に植えた鳴門金時を大小取り混ぜて30個ほど収穫した。

5センチの小芋に着目し時期が早かったと批判する人間がいる。20センチの大芋を見て遅かったと文句を垂れる。自然の恵みの農産物は均一で無いのが自然、均質なら工業製品。

膨大な葉と茎が残った。戦後の食糧不足の時を思い出し、茎を持ち帰る。

5センチ程に切り揃え、湯がく。胡麻油で炒め、花カツオを入れ、醤油と味醂で味付けし水分が無くなれば佃煮の完成、モノ過剰の時代の珍味。

重量・カロリー・金額ベースの食料自給率が議論されるが工夫次第で如何様にもなる。

鰯を食わせたハマチが美味いのだろうか、牧草だけでそだった牛は不味いのだろうか、高額の食料は美味いのだろうか。風評被害が食料自給率を低下させる。

米飯・味噌汁・目刺しの食事で健康で文化的な生活が出来、憲法違反にならない。

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