風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

法華経の相即

2020年12月09日 09時59分32秒 | 随想

冬型の気圧配置が継続する異常気象だから表日本は連日の快晴である。晴れた日は、田畑を耕し、雨の日は、読書にいそしむ世俗から離れた悠然とした老後の静かな暮らしが理想だろうが、無産階級の老人は耕す畑は無い。

そんな訳だから雨が降ってはいない快晴であるが読書する事になる。

27年前の平成5年に出版された天台大僧正・今東光和尚が45年前の昭和50年に天台座主の登竜門の坂本東南寺の戸津説法を口述筆記した文庫本で「毒舌・仏教入門」

一乗相即なる仏教語、凡夫には何の事か皆目見当がつかないが、食欲・睡眠欲と共に三大欲の性欲を例に説明する。

美人は性的絶頂期には般若面になるが、醜女は観音様の笑顔になる様で、男は美人の尻を追い掛けるがそれは一面を見ているだけの独断と偏見、物事はすべて良い面と悪い面を内包しているが神仏の見解は善悪の二面的な認識は存在しない様である。

般若心経の空の心は何もない虚無でなくプラスマイナスで零だからなんでも有り、そんな認識と同じなのだろうか、凡人の勝手な解釈である。


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