
飛行機は墜落する、船は沈没する、死にたくないから敬遠する、そんな心の病を持つ老人だった。
高齢による生命の危機、新型コロナウイルス感染症による重症化の落命、相対比較で船舶事故による死の恐怖は薄らいだ。
そんな訳で、最近は船旅を志向し、伊勢湾フェリー「伊勢丸」で神宮参拝、西尾市営渡船「第三さちかぜ」で佐久島を訪れた。
列車や乗用車で陸路を行くよりも、水路を大船に乗って移動するのは楽である。
親鸞聖人の「龍樹菩薩は、難行道は苦しい陸路のようであると示し、易行道は楽しい船旅のようであるとお勧めになる」なる正信偈は真実である事を実感する。
次は神島観光汽船で伊良湖港から三島由紀夫の小説潮騒の歌島の三重県神島訪問が道標になる。
正規航路は鳥羽港からの鳥羽市営定期船であるが、岡崎から鳥羽港までの陸路が難行苦行、距離が二分の一であるが、運賃は二倍の伊良湖からの水路が易行なのだ。
カルスト地形 八代神社 監的哨跡 神島灯台は急坂の登山、三重県はマン坊発令検討中、高齢の老人は旅の時期を慎重に検討中である。