風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

武骨な新幹線の顔 848号

2010年01月28日 07時30分30秒 | 随想
時速800キロの亜音速の飛行機を真似た時速200キロの新幹線0系の先頭車。300キロを越える最新のN700系は形状が違う。

川に橋を架け、山を穿ちトンネルで抜け、自然に逆らい狭い日本を高速で走行し、時間を稼ぎ金儲をする。流線型の究極と思っていたが、事実は小説より奇妙奇天烈。

F1レースの優勝者が壇上でシャンペンの瓶を振ると大きな音がしてコルク栓が飛ぶ。

高速で圧縮されるトンネル内の空気に対して、出口には動かない空気のコルク栓がある。高速新幹線で揺すられると大きな音を発生するトンネルドンの防止対策。

米原の風洞実験の経験則の成果だった。西洋科学技術の集大成の新幹線の顔は古風な武骨な面構えの温故知新、武士がいる。

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