風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

郷愁のオリエント急行 629号

2009年08月24日 10時28分44秒 | 随想
アガサ・クリスティの小説や「ロシヤから愛を込めて」の舞台の、国際寝台車会社が明治16年以来、パリからイスタンブールへ旅人を誘う寝台列車オリエント急行が消える。

新幹線や飛行機の躍進で消えたブルートレイン「あさかぜ」のモデルだった。

昭和63年秋にオリエント急行がJR線上を営業運転した。琵琶湖畔のホテル紅葉にはオリエント急行寝台車ホテルそして国鉄、今は無く世間は流転する。昭和の郷愁になった。

日の出のオリエントは西洋人の憧れだった。マルコ・ポーロの東方見聞録の影響が大きい。

アメリカは日本が西洋だから、憧れは無い。有るのは金儲けの市場としての価値だけである。日本の西洋は近隣の韓国・中国から始まる。

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