
西之島は東京の南約千キロにあり、最も近い小笠原諸島父島から130キロ離れた無人の孤島、2013~15年の噴火でいったん生態系は絶滅した。
噴火活動で面積が拡大し活動が小康状態になったので環境省が生態調査を実施したら「ワモンゴキブリ」が大量に確認され、環境破壊を問題視する報道をNHKで最近知った。
今月17日に海上保安庁が調査飛行したら噴煙が1800mまで上がっているのが確認され、搭乗した専門家は「活動は一段と活発化している。大きな爆発的噴火が起きる可能性もある」と分析。
問題視された「ワモンゴキブリ」は絶滅するだろう。
人間が問題視し一喜一憂する事柄に頓着せず悠久の営みをするのが天然自然、敵対行動を反省し、融和の道を探るのが人類の知恵だろう。