野球は筋書きのないドラマ、三原魔術の監督の言葉である。
最近は野球にも脚本が有る様に感じる。
セリーグで低迷するドラゴンズの名投手だった星野仙一はパリーグ首位の楽天野球団取締役副会長である。
ナゴヤドームの交流戦、初戦はドラゴンズ勝利、二戦目はゴールデンイーグルスが勝利したが、荒木の2000本安打達成とゲレーロの6試合連続ホームランをプレゼント。
本物の強者は弱者に忖度する余裕がある。
好投手美馬は荒木に打ち易いボールを投げたのだろう、完投可能の美馬を継投したハーマンはゲレーロがホームランできるボールを投げたのだろう。
ヒットする荒木、ホームランするゲレーロ、それぞれの敵味方の選手の技量、これぞプロ野球なのだろう。